Apple Watchの急速充電と充電時間
最終更新日 2022-12-16 19:42
Apple Watchの充電はワイヤレス充電なのですが、スマホのワイヤレス充電「
多分、Qiに対応させるとApple Watchが大きくなってしまうためかもしれません。
そこで、Apple Watch Series 7から高速充電に対応になりました。
Appleの公式サイトでは、高速充電を使うと45分程度でバッテリー残高0%から80%になるらしいです。
そこで、旧来のApple Watchの充電器と高速充電に対応したケーブルでどれくらい差が出るか、比較してみました。
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目次
高速充電の違い
高速充電に対応しているApple Watch
残念ながら高速充電に対応しているApple Watchは、2021年に発売されたSeries 7以降です。もちろんApple Watch Ultraも対応していますが、Apple Watch SEは対応していません。
後で紹介しますが、高速充電に対応していないと、満充電になるまで2時間以上かかる場合があります。
USB Type-AとType-B
高速充電を実現するには、対応する「USB Type-C」のUSBケーブルを使わないといけません。高速充電に対応したApple Watchを購入すると、USB Type-Cのケーブルも付属してきます。
予備のケーブルとして、従来型のUSB Type-A(写真の上)で充電すると高速充電にはなりません。
充電器/電源アダプタ
残念ながらApple Watchには充電器が付属してきません。
購入する場合は、高速充電に対応したUSB Type-C用の充電器を用意する必要があります。
また出力が5W以上の「USB Power Delivery(USB-PD)」に対応した電源アダプタである必要があります。
高速充電と従来の充電スピードの比較
バッテリー残高21%のApple Watch Series 7 45mmで、高速充電に対応したケーブルと、USB Type-Aのケーブルで満充電になるまでの時間を計測してみました。
すると高速充電で充電した場合は、55分で100%に達しました。
逆にノーマルの充電の場合は、満充電までに2時間かかっています。
実際の推移は以下。
高速充電 | 従来充電 | 増加分 | ||
10:00 | 21% | 21% | ||
10:05 | 30% | 23% | 9% | 2% |
10:10 | 42% | 26% | 12% | 3% |
10:15 | 52% | 29% | 10% | 3% |
10:20 | 65% | 35% | 13% | 6% |
10:25 | 73% | 39% | 8% | 4% |
10:30 | 81% | 41% | 8% | 2% |
10:35 | 86% | 44% | 5% | 3% |
10:40 | 92% | 47% | 6% | 3% |
10:45 | 95% | 50% | 3% | 3% |
10:50 | 97% | 56% | 2% | 6% |
10:55 | 100% | 59% | 3% | 3% |
11:00 | 62% | 3% | ||
11:05 | 65% | 3% | ||
11:10 | 68% | 3% | ||
11:15 | 71% | 3% | ||
11:20 | 74% | 3% | ||
11:25 | 78% | 4% | ||
11:30 | 81% | 3% | ||
11:35 | 83% | 2% | ||
11:40 | 86% | 3% | ||
11:45 | 92% | 6% | ||
11:50 | 95% | 3% | ||
11:55 | 98% | 3% | ||
12:00 | 100% | 2% |
高速充電の方は、5分で10%前後増加しています。70%を超えると8%に落ち、80%以上になると5%程度に落ち、90%以上では2~3%で充電しています。Apple Watchに限らずリチウムバッテリーの充電は、満充電に近づくとバッテリーを保護するためにゆっくり充電されるようになっています。
それに対して従来型のType-Aのケーブルで充電すると、2~3%の充電で推移し、2時間もかかっています。朝、バッテリーが殆ど残っていない場合、充電時間30分では20%程度しか充電できないことになります。高速充電だと30分で60%も充電できるので、バッテリーに不安がある人は、SEよりも高速充電に対応したApple Watchを購入したほうがいいでしょう。
0%から100%までの充電時間
Apple Watchはバッテリー残高80%になるまでは同じような勢いで充電します。なので、0%から100%は、5分間で10%充電されると仮定すると、高速充電では65分で満充電になることになります。
低速充電の場合は、3%ずつ充電されると仮定すると、2時間35分で0%から100%になる計算になります。
Apple Watchのバッテリーを長持ちさせる
ただし、リチウムイオンバッテリーは、あまり高速に充電するよりは、ゆっくり充電したほうがバッテリーが長持ちするようなので、長く使いたいのであればあえて低速の充電器で充電するのもいいかもしれません。
お勧め充電アダプタ
先程も書きましたが、Apple Watchには充電アダプタが付属しません。
私は充電口が多い、AnkerのPD対応の4口充電器と、おそらく最も小型のPD対応30W充電器を使用しています。
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