iPhoneを買い替えたときのApple Watchの引き継ぎと復元方法
Last update 2018-02-05 22:24:38
Apple Watchは、1台のiPhoneとしか
今回は古いiPhoneから新しいiPhoneに買い替えた場合のApple Watchの引き継ぎ方法を紹介します。
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目次
Apple Payについて
Apple WatchでApple payを使っている場合は、新たにApple PayにクレジットカードやSuicaを登録し直さないといけません。バックアップから復元するときに、Apple Payに登録していたカードの候補が表示されますが、クレジットカードかSuicaのどちらかしか復元できません。
この場合、新しいiPhoneにペアリングした後、残りの方を復元する必要があります。
古いiPhoneでの操作
まずは古いiPhone(Apple Watchと接続して使っていたiPhone)との接続(ペアリングと言います)を解除します。
マイウォッチの下に接続中のApple Watchの名前が表示されているので、ここをタップします。
もう一度Apple Watchの名前が表示されるので右側にある i の部分をタップします。
iPhoneとのペアリング解除
一番下にある「Apple Watchとのペアリングを解除」をタップします。
本当に解除していいか聞いてくるので、ペアリングを解除をタップします。
Apple IDのパスワードを入力します。
Apple IDのパスワードを忘れた場合は、Apple IDのパスワードを忘れた場合の復元を参考にしてください。
Apple Watchとのペアリング解除が開始されます。
しばらく時間がかかるので、このまま待ちます。
注意点
iPhoneとのペアリングを解除すると、Apple Watchが初期化されます。初期化するときにデータがバックアップされますが、iPhoneとペアリングしないとApple Watchは使えないので注意。
新しいiPhoneでの操作
続いて新しいiPhoneでの操作になります。
Apple Watchを起動させた状態で新しいiPhoneのそばに置くと、このようにiPhoneの画面の下の方にApple Watchと接続するか聞いてくるので
もし、上のような表示が出ない場合は「Watch」アプリを開き・・・
Apple Watch側で銀河のようなアニメーションが開始されます。
iPhoneもカメラが起動し、中央に四角い枠が表示されるのでここに銀河のアニメーションが収まるようにします。
ペアリングが完了しました。
「Apple Watchの設定」をタップします。
すでにApple Watchを使っていて、iPhoneを古いiPhoneのバックアップから復元させた場合、このように「バックアップから復元」が選べるようになっています。
バックアップ(バックアップはペアリングを解除した時に作成されます)から復元する場合は、ここをタップします。
なお、iPhone内にApple Watchがない場合は、
このようにバックアップ復元用のボタンが表示されず、いきなりどちらの腕でApple Watchを使うか聞いてきます。
この場合、Apple Watchのバックアップデータから復元できませんが、Apple Payは後でiCloudのデータから復元できるし、アプリはiPhoneにインストールされているものからApple Watchに対応しているものが自動でインストールされるので、このまま新しいApple Watchとして設定してしまったも構いません。
なお、バックアップから復元しなくてもほぼ、手順は同じなのでこのまま進んでください。
バックアップしたデータから復元したいものを選択します。
一番上ほど新しいバックアップデータになります。
ここからはバックアップからの復元も、新しいApple Watchとして登録する場合も同じ手順になります。
「利用規約」が表示されるので、右下にある「同意する」をタップします。
iCloudのアカウントにサインインします。
時間がかかるのでこのまましばらく待ちます。
GPSを搭載しているApple Watch Series 2以降の製品は、「共有される設定」が表示されます。
「共有される設定」とは、GPSなどを使って位置情報を共有する設定です。
「OK」をタップします。
※ GPSを搭載していないApple Watchではこの設定は表示されません。
Apple Watchのパスコードを設定します。
Apple PayをApple Watchで使用する場合は、必ず使用してください。
使用しない場合は「パスコードを追加しない」でも構いません。
※ パスコードは腕にはめている場合は一度入力すると、腕から外すまで(もしくは再起動するまで)は入力する必要はありません。
パスコードはApple Watch側で作成します。
この画面になったら・・・
Apple Watchの画面がパスコードの画面になるので、4桁のパスコードを2回入力し、パスコードを作成してください。
NIKEモデルのApple Watch
NikeモデルのApple Watchの場合、「Nike+ Run Club」という専用のアプリがインストールできます。が・・・使い勝手もよくない(すぐ落ちる)ので私はインストールしていません。
それより標準にインストールされる「ワークアウト」の方がずっと使いやすいのでおすすめです。
「あとでダウンロード」をタップします。
Apple Payの設定
Series 1のようにApple Pay未対応のApple Watchでもこの「Apple Pay」の設定が表示されます。
Apple WatchでApple Watchを使う場合は、「続ける」をタップします。
クレジットカードかSuicaか選択します。
なお、この復元設定操作時は、どちらかを選択するともう片方の方は設定できないっぽいので、よく使う方を選択してください。
選択しなかった方は、あとで「設定」できます。(iPhoneから設定できます)
Suicaを選択した場合
SuicaのデータはiCloud上(ネット上)に保存されているので、iPhoneで使っているSuicaか、今までApple Watchで使っていたSuicaが表示されます。
追加する場合は右上の「次へ」をタップします。
※ iPhone上のSuicaをApple Watchに追加してしまうと、iPhone上のSuicaが削除されます(1台のiPhone、もしくはApple Watchにしか設定できない)。
カードの追加と表示され、その右横にチェックが付けばApple Watchで使えるようになりました。
Suicaの場合は自動的にエクスプレスカードとして登録されます。
エクスプレスカードとは、いちいちサイドボタンをダブルクリックしなくてもSuicaを使うときは、Apple Watchを改札などにかざせば使えるようにする機能です。
クレジットカードの場合
Suicaではなくクレジットカードを選択した場合は、今までApple Watchに登録していたクレジットカードやiPhoneに登録しているクレジットカードが表示されるので、「続ける」をタップします。
クレジットカードは1つずつ登録していきます。
クレジットカードの3桁のセキュリティコードを入力します。
使用許諾契約などが表示されるので、右下の「同意する」をタップします。
認証が開始され、しばらく待っていると「カードの追加」と表示され、チェックが付けば完了です。
iDとしてApple Payで使用できるようになりました。
右上の「次へ」をタップします。
これを登録するクレジットカード分だけ繰り返します。
その他の設定
Apple WatchのApple Payの設定が終わったら、「緊急SOS」の使い方が表示されるので、「続ける」をタップします。
「利用可能なAppをインストール」では、今までApple Watchで使っていたアプリを今、インストールするかということなのですが、Apple Watchを2年間使ってきて感じたのが、「ワークアウト」と「リマインダー」「天気予報」「時計関連」以外はほぼ使わないし、使えないアプリが多いので、「あとで選択」をタップしました。
Apple Watchと同期中ですと表示されるので、しばらく待ちます。
この時間が結構掛かるので、放置しておくといいかも。
この同期中の間、Apple Watchのディスプレイにはかんたんな使い方が表示されるので、暇つぶしに見ておくのもいいかも。
まとめ
新しいiPhoneにペアリングし直すのは、単にBluetoothの接続を解除して、新しいiPhoneでペアリングするだけかな。と思ったのですが、初期化してバックアップから復元という手順を踏まないとダメっぽいです。
それとApple Watchは、1台のiPhoneとしかペアリング出来ないようなのですね。
ただし、1台のiPhoneに2台以上のApple Watchをペアリングは出来るようです。
関連ページ
- Apple Watchの初期設定とペアリング方法
- Apple Watchをリセットするには
- Apple WatchでApple Payを使えるようにするには
- Apple Watchのアプリを強制終了するには
- iPhoneのバックアップと復元
最終更新日 2018-02-05 22:24:38
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投稿日:2018-02-05 | | |