iPhone版コルタナが公開されました。Windows10で、音声操作用のコルタナという機能が追加されましたが、iPhoneでも使えるようになりました。日本語化する方法やどのようなことが出来るのか調べ
Last update 2016-03-08 10:30
Windows10から音声で検索や操作ができる、パーソナルアシスタントアプリ、「コルタナ」 がiPhoneでも登場し、早速インストールして使ってみました。
まだ登場したばかりとあって、出来具合としては「Siri」を100点とすると、50点ほどのことしか出来ませんが、今後、Windows版のコルタナと連携して便利な使い方が登場するかもしれません。少し使ってみた感想として、音声での検索や操作より、ニュースアプリとして意外と優秀な気がしました。
また、iPhoneの「Siri」やGoogleの「OK Google」と比較してみました(別のページで紹介します)。
今回は、iPhoneやiPadでコルタナを使う方法を紹介します。
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App Storeのコルタナからダウンロードします。
はじめに立ち上げると、このような画面が表示されます。
意味としては、コルタナの機能を十分活用するためには、マイクロソフトがデータを収集し、位置情報や履歴、連絡先といった情報にアクセス出来るようにすることが必要で、また複数のスマホやパソコンなどを持っている場合は、それらのデータを同期します。
これらの機能を無効にすることも出来ます。と言った感じ。
右下にある「
「マイクロソフトでログインして頂く必要があります」というようなことを言ってくるので、「Next」をタップします。
マイクロソフトアカウントを持っている人は、メールアドレス(か電話番号)とパスワードを入力してサインインします。
もし、アカウントを持っていない場合は、新たに作成することも出来ます。
2段階認証を設定している人は、アプリで表示された6桁のコードを入力します。
私は以前、マイクロソフトのアカウントが乗っ取られたことがあるので、以来、マイクロソフトアカウントやApple ID、Google アカウントは全て2段階認証にしています。
2段階認証を設定していない人は、先に進んでください。
ただ、Windwosパソコンを持っている人は、ぜひ、この機会に2段階認証を設定しておくことをおすすめします。
私が設定している2段階認証は、Googleが公開している30秒毎に更新される6桁のコードが表示される「
Authenticatorを開くと、登録してあるマイクロソフト用の場所に6桁のコードが表示されるので、これをタップしてコピー。
位置情報を取得していいか聞いてくるので、「許可」をタップします。
これを許可しておくと、今現在いる位置の天気予報などを聞いて答えてもらうことが出来ます。
今のところコルタナには通知するような機能はないのですが、今後付く可能性があるので、「通知」も許可しておきます。
「OK」をタップします。
コルタナの基本画面が表示されました。
と、よく見ると英語モードで、場所もUSAっぽいです。
日本語化するには、左上のメニュー(三)をタップします。
警告が出るので、「了解です」をタップします。
ちなみにノートブックとは、あとでも紹介しますが、コルタナの
言語の中から「日本語(日本)」をタップし、右上の「完了」をタップします。
ホームボタンを素早く2回押すとこのような画面になるので、コルタナの画面を上には時期、強制終了させます。
日本語化されていました。また、日本の企業の株価やニュースが表示されるようになりました。
ではさっそく使ってみましょう。右下にあるマイクのアイコンをタップします。
最初だけこのようにマイクの許可を求めてくるので、「OK」をタップします。
「明日の天気は?」
と聞いてみたところ、私の住んでいる「都道府県」の天気を調べてくれました。
iPhoneの「Siri」は、「市町村」単位で検索してくれるので、若干ゆるい設定のようです。
こちらはiPhoneの「Siri」で検索した天気予報。
実は、私はバイク通勤で天気予報がすごく気になるのですが、今のところ一番正確なのが、iPhone標準のこの天気予報だと思っています。
天気予報って、それぞれのアプリで微妙に違っていたりするのですが、雨が何時に降るか、とかは、このiPhoneの標準が今のところ一番正確なんですよね~。
音声で「吉野家の株価は?」と答えると、Bingの「吉野家の株価」の検索結果の一覧が表示されるのですが、コルタナのホーム画面にある吉野家の株価をタップすると、チャートなど詳しい情報を表示させることが出来ました。
株をやっている人には便利な機能ですね。
ホームに表示される株価の情報は、「ノートブック」で設定できます。
こちらは「Siri」で株価を検索した場合です。
Siriの方が流石にクールなデザインですね。
SiriもOK Googleも道順の検索が出来、そのまま地図アプリを立ち上げることが出来るのですが、残念ながらコルタナでは出来ませんでした。
単にBingで検索出来るだけです・・・。
「○○さんに電話をかける」や「○○さんにメッセージを送る」と頼むと、このような画面になります。
1つの宛先に複数の電話番号やメールアドレスが登録してある場合は、このようにタップして選択します。
電話を書ける場合は、そのまま電話が発信されますが、メールやメッセージの場合は、このようにメールで送りたい内容の入力欄にメッセージを入力して、送信ボタンをタップします。
すると、 メッセージアプリが起動しました。。。
SiriやOk Googleでは、直接メッセージを送信できるので、ちょっと使いづらい・・・。
Siriでは、面白い返答で一時大騒ぎされましたが、コルタナもおもしろ回答が聞けます。
で、特に「あなたのお父さんは?」とか「あなたのお母さんは?」といった特定の質問に関しては、人口音声ではなく、ちゃんとした録音された音声が流れます。
その他にも、「おすすめの本は?」とか「Siriをどう思う?」といった質問をすると、録音された音声が流れるようです。
ノートブックとは、コルタナのホーム画面上に表示させるデータの設定のことです。
ノートブックを表示させるには、左上のメニューボタン をタップすると出てくるメニューの「ノートブック」をタップします。
どんなジャンルのニュースを表示させるか選択してみます。
ノートブック上にある「ニュース」をタップします。
色々表示されるので、下の方にある「追跡しているニューストピック」にある「トピックの追加」をタップします。
①キーワードを入力すると、その下にヒットしたキーワードが表示されるので、②ここをタップします。
同じように「追跡しているニュース カテゴリー」は、あらかじめ用意してあるカテゴリーを選択することが出来ます。
最初は「マイクロソフト」というキーワードしか選択されていませんでしたが、「IT」と「テクノロジーのヘッドライン」を設定してみました。
「すべての表示」をタップしてみると・・・
IT関連のニュースのヘッドラインが表示されていました。
グノシーやLINE NEWSなどのニュースアプリと違い、公告が混ざっていないっぽい。
SiriやOK Googleは、「ヘイ、Siri」や「OK Google」と話しかけると反応してくれます。Windows10のコルタナも、「コルタナさん」と話しかけると反応してくれるのですが、残念ながらiPhone版コルタナは対応していません。
簡単に使ってみましたが、やはりSiriに比べると出来はまだまだ。というより、Siriの性能の良さが改めて実感できた気がします。
まだまだ登場したばかりなので、Siriと比べるのは酷ですが、もし、iPhoneのコルタナからWindowsのコルタナを操作出来たり、データを参照できるようになったら、Siriに並ぶ使い勝手になるかもしれません。
最終更新日 2016-03-08 10:30
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投稿日:2016-03-08 | | |