iTunesのCPU使用率が高い場合

iTunesやAppleMobileDeviceHelperや、distnotedなどが時々CPU使用率が異様に高くなり、強制終了してもすぐに起動してパソコンが重くなる時の対策。

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iTunesのCPU使用率が高い場合

Last update 2017-03-10 22:10:20

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MobileDeviceHelperがCPU使用率が高い最近、というか以前からiTunesを使用していると、パソコンが重くなりタスクマネージャーで調べてみると、「MobileDeviceHelper」や「distnoted」や「iTunes」というプログラムのCPU使用率が異様に高い事がしばしばあります。
強制終了しても直ぐに再び自動で起動して、永遠にパソコンが重いままになる状況に遭遇する時があります。

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目次

症状

Widnows8.1とWidnows 10でそれぞれ起こりました。が、Windows 8.1では、iTunesを起動すると、

が常にCPU使用率10~20%の状態が続きます。iTuensを終了させてもこの状態は続き、MobileDeviceHelperやdistnotedをタスクマネージャーから強制終了してもすぐに復活してしまう感じ。

このWindows8.1をWindows10にアップグレードしたところ、上記のような症状は収まったのですが、こんどは「iTunes」が暴走しだして、iTunesを起動するとCPU使用率が常に10~20%になります。
こちらはiTunesを終了させると症状もおさまります。

その後、Windows10の不具合(ブルースクリーンが頻発、休止が強制解除になる、スリープさせるとフリーズ)などなどに悩まされ、最終的に休止状態に移行させようとすると固まるという問題に愛想が尽き、再びWindows8.1に戻した(クローン化させたSSDが残っていた)んですね。
すると、今度は「MobileDeviceHelper」や「distnoted」の問題が復元した・・・と。
ただ、結局今は収まったのでどういう対策を行ったか、を紹介します。

MobileDeviceHelperとは?

そもそもMobileDeviceHelperとは、どうもiPhoneやiPadとパソコンを繋げた時に、パソコンとiPhoneで音楽や写真などを同期するプログラムっぽい。
調べてみると、暴走するより「Apple Mobile Device Helper は動作を停止しました」というエラーが頻発する。って言う人が多いようなのですが、私の場合はこのMobileDeviceHelperの暴走に悩まされています。

タスクマネージャーを起動して、右クリックし、「タスクの終了」を選択すると一時的におさまるのですが、すぐに再起動されてCPU使用率が10~20%で停滞しています。
iPhoneをつなげている状態でこうなるのならいいのですが、何もしていないのに・・・。

原因と解決策

カスペルスキーが原因だった

この記事は、2015年11月に書いたのですが、その後、Windows10にアップグレード。このような不具合は、たいてい大幅なアップグレードで治るはずが、今回はWindows10にしても同じ現象が続いたので、徹底的に調べてみました。
で、結局カスペルスキーが原因だったことが判明!!!

解決策 カスペルスキーをアンインストール・アップグレード

確認してみたら、ちょうどこの記事を書く少し前にカスペルスキーを購入していたことも判明。
色々なドライバーをアップデートしたり、USB機器を全て外して様子を見たりしても変化がなかったので、あきらめモードでカスペルスキーをアンインストール
すると、見事にiTunesやMobileDeviveHelperもdistnotedも、CPUを占領しなくなりました!

それと、カスペルスキーをインストールしたぐらいから、アマゾンで商品検索をしようとすると、入力がものすごく遅くなっていたのですが、これもすっきり解消。
カスペルスキーは、いろいろなセキュリティーソフトの中でも軽いので、3年契約で購入してしまったのですが、くやしいですっ!!!
※ その後、サポートとやり取りし、新しいバージョンのカスペルスキーをインストールしたら症状が収まりました。が、今度は、Windowsが勝手に休止から解除する症状が・・・。
参照:Windowsがスリープ・休止から勝手に起動してしまう

というわけで、もし、iTunesやMobileDeviceHelperやdistnoteがCPUを占有している。という悩みを抱えている人は、ぜひ、セキュリティーソフトを疑ってみてください。終了させても同じような現象になっていたので、アンインストールをしないとだめかもしれません。
参照:Windows10でソフトをアンインストールする方法

Media GoとPlayMemoriesが原因だった

カスペルスキーをバージョンアップしてからおとなしくなっていたiTunesでしたが、その後、またCPU使用率が15~30%ぐらいで推移するように・・・。
iTunesの完全削除をし、再インストールしても変わらず。。。
と、とあることに気が付きました。

iTunesとMedia GoやPlayMemoriesを同時に起動しているとiTunesが暴走する!

Media Goとは

Media Goとは、スマホのXperia版のiTunesみたいなソフトウエアで、スマホとPCの曲を同期させたり、音楽を再生させたりすることが出来るSONYが公開している無料の音楽プレーヤー。
SONY版iTunesと言った感じでしょうか。
Media GoでXperiaに音楽を転送する
iTunesが暴走するので仕方がなくMedia Goを使っていたのですが、iTunesで聞いていた音楽をそのまま聞くことが出来るので、iTunesからの乗り換えはそれほど抵抗がなかったんです。
それにアンドロイドのスマホも何台か持っているので、まあ、iPhoneをパソコンに繋げるときだけiTunesを起動させればいいや。と思っていたのですが、どうもiTunesとMedia Goを同時に立ち上げているとiTunesが暴走するらしい!

PlayMemories Homeとは

PlayMemoriesとは、SONY系ビデオカメラやデジタルカメラで撮影した写真や動画をパソコンに転送して管理する、SONYが公開している無料のソフトウエア。
SONYのミラーレスカメラで撮影した写真や動画をPCに転送させるのに常駐させているのですが、どうもiTunesとの相性が悪いらしくて、PlayMemoriesを起動させているとiTunesが暴走するっぽい。

解決策

単純にiTunesを起動させている間は、Media GoやPlayMemoriesを終了もしくは起動させないだけ。(笑)
終了させるとびっくりするほど素直にiTunesがおとなしくなりました。

Windows 8.1に戻した

その後、Windows 10を使い続けていると、今度は「iTuens」が暴走する症状になりました。結局、アンドロイドのXperiaをパソコンと動悸するソフト(音楽も聞ける)Media Goを使うようにしました。
iTunesの暴走は、iTunesを使わなければおとなしい状態なので、いっそiPhoneとパソコンを同期したりバックアップをとる時以外は使わないようにしました。

が、その後今度はWindows 10の不具合に嫌気が差し、Windows 8.1に戻しました。すると(当然ですが)iTunesはおとなしくなりました。
が・・・
今度は、「MobileDeviceHelper」や「distnoted」が暴走する症状が復活し・・・
自分のこの記事を読み返し(笑)、カスペルスキーをアンインストール。が、今度は治りません!

不要なソフトウエアをアンインストールした

結局カスペルスキーをアンインストールしても症状が治らなかったので、不要なソフトウエアを削除(アンインストール)してみました。
結局何のソフトウエアが原因だったのかよくわからないまま(10個ぐらい削除した)なのですが、ほとんど普段は使わないようなソフト(バージョンが古いVideoStudioやTMPGEnc、Dropbox、Eye-Fi、Evernoteなどなど)を削除しました。

distnoted今のところiTunesを起動しても、distnotedのCPU使用率は0%のまま。

MobileDeviceHelperMobileDeviceServiceもMobileDeviceHelperもCPU使用率が0%のまま。

iTunesのCPU使用率で、気になるiTunesですが、同期している間は20%ぐらい上昇しましたが、音楽をかけているときは0~1%程度で推移していました。

それでも治らない場合

もし、カスペルスキーやアンチウイルスソフトをアンインストールしても症状が変わらない場合は、以下の様なやり方で強制的に起動させなくすることも出来ます。

対策

私はパソコンとiPhoneを同期しているのですが、それほど頻繁に曲を追加したりしていないので、同じように同期する機会があまりないという人は、強制終了してしまって問題ありません。
iTunesを起動すれば、再び勝手に起動するし。

iTunesを終了させるiTunesを起動している間は、いくらタスクを終了させても自動的に起動してしまうので、この場合はiTunesを終了させます。

distnotedが高くなるところが今度は、「distnoted」というプログラムのCPU使用率が高くなります。
あとはこの「distnoted」を右クリックして、タスクの終了を選択すればiTunesを起動するまでおとなしくなります。

iTunesを使いたい場合は

私は最近は、Google Play Musicを使うようになってきたので、あまりiTunesにこだわらなくなりました。
とはいえ、まだまだiTunesを手放したくない。という人もいるでしょう。
同期はしなくてもいいから、iTunesを使いたい。という人は、以下の方法でMobileDeviceHelperをおとなしく出来ます。

ファイルの場所を開くを選択MobileDeviceHelperのCPU使用率が高くなったら、MobileDeviceHelperを右クリックして、「ファイルの場所を開く」を選択します。

名前を変更MobileDeviceHelper.exeが保存されている場所が開くので、MobileDeviceHelper.exeを右クリックし、「名前を変更」を選択します。

警告をはい警告が出るので、「はい」をクリックします。

あとは、MobileDeviceHelper.exe.back のように名前を変更します。

MobileDeviceHelperがCPU使用率が高いこのままだとまだ暴走したままなので、タスクマネージャーからMobileDeviceHelperのタスクを終了させます。
これでiTunesを起動してもMobileDeviceHelperが暴走することはなくなりました。

iPhoneと同期するときは

iPhoneとパソコンを同期したいときは、元の名前「MobileDeviceHelper.exe」に戻してやればOK。
また、iTunesを再インストールしたり、バージョンアップすると再びMobileDeviceHelper.exeが作成されます。
私の場合は、いくらバージョンアップしてもこの症状は治らないので、このような方法でだましだまし使っています。

パソコンへのバックアップができなくなる

なお、この方法( MobileDeviceHelper.exe ファイルの名前の変更)を行うと、パソコンへのバックアップが出来なくなります。パソコンへのバックアップをしたいときは、再び元の名前に戻してください。
あるいは、iTunesを再インストールしてください。

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最終更新日 2017-03-10 22:10:20

 

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投稿日:2015-11-06 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理

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