学割・家族割の比較

DoCoMo、au、SoftBankの学生割引や家族割引を比較してみました。驚くことに(?)DoCoMoが一番お得という。スマートバリューを併用すればauもお得。iPhoneではSoftBankがお得

 
 

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学割・家族割の比較

 

 

Last update 2013/03/20 01:02

 

私には子供がいないので全く関係ないのですが、会社の同僚たちが「家族割」や「学生無料」について教えて欲しいというので、調べてみました。
どこも、つくしの背比べと思っていたのですが、ドコモ、au、SoftBankで微妙に学割の内容や規則が違うようです。

ちょっと料金や適用範囲が複雑なので、100%正確かどうか検証はしていませんが、参考になればと思います。
なお、各キャリアの学割は、毎年毎年若干内容が違うようなので、注意が必要です。この記事は2014年版です。

学割・家族割の比較

学割の適用範囲

その一つが「何歳から学割が適用出来る?」という点。普通なら「小学生から?」なんて思うかもしれませんが、

  • DoCoMo
    • 3歳以上の学生小学生未満の未就学児童
    • 小学生以上で連続12ヶ月以上の就学期間を要し、かつ入学・卒業が年2回以下で固定されている
  • au
    • 小学生以上の学生
    • 新規契約・MNP
  • SoftBank
    • 0歳の未就学児を含む子供
      新規契約・機種変

というように、auは小学生以上、SoftBankは0歳児から適用可能。
そういえばSoftBankを使っている私の友達が、子供が生まれたから学割が使える!なんて言っていました。

一度使うと使えない?!

ただし注意しなければいけない点も。
その一つが、何回学割は使えるか、ということ。小、中、高校と、たいていは3回の分岐点があるわけですが、基本的には

  • DoCoMo・au・SoftBank
    • 一度利用したら同一名義での学割の利用は不可

2013年版のドコモの学割は、2011年以前の学割であれば2回以上使用できたのですが、現在は過去に学割を利用している場合は、同一名義での使用はできないっぽいです。
ただし、ドコモは「春の学生 スマホ割」という、学割とは別のキャンペーンも1月14日から実施。
「春の学生スマホ割」は、対象機種を購入する際、月々サポートの割引額が最大1万80円(1ヶ月最大420円の計算)に増額されるキャンペーンで、対象は「応援学割2012」「応援学割2013」「ドコモの学割2014」と、2012年と2013年に学割を使用した人も対象となるようです。
ただし、契約者が1月14日の時点で、22歳以下であることが条件。また、iPhoneや月々サポートがない端末は対象外。

家族割

そして月々の維持費に響いてくるのが、学生割引を利用した時に家族にも割引が適用できる「家族割」。
これも各社で少し違うようで、

  • DoCoMo
    • MNP:3年間基本使用料0円
    • 新規:3年間(?)基本使用料0円
  • au
    • MNP:3年間基本使用料0円
    • 新規:1年間基本使用料0円
  • SoftBank
    • MNP:3年間 基本使用料0円
    • 新規:1年間基本使用料0円

2012年度版のドコモの家族割りは、パケット代も値引きされましたが、2014年版はパケットの割引はなくなったようです。
ドコモの場合、家族の新規契約でも3年間基本使用料が0円のようです。

家族割りはあまりメリットはない?

学生のお子さんがいれば家族も割引の適用になる可能性が高い家族割ですが、実際には新規の契約かMNPでないと適用されないので、実際に該当する家族は少ないかも!?
というのも、現在はほとんどのプランで、2年間契約のため、解約金を支払ってまで新規、もしくはMNPしてしまっては、家族割のメリットは殆どないかも。
うまい具合に3~4月に2年間の契約更新月に該当する家族がいれば、お得になりますが・・・。

ただし、ドコモは、家族がすでにドコモを利用している場合、対象機種を購入することで1年間、基本使用料が0円になる「学生家族いっしょ割」が利用できます。

無料通話

3社とも、音声通話プランは最も安いものになりますが、DoCoMoのみ同キャリアでの無料通話がありません。(オプションで有り)
auとSoftBankは、1~21時までの同キャリア同士での国内通話の料金が無料なので、MNPするときはそのへんも考慮する必要があるかも。
また、後で紹介しますが、ドコモの学割は条件が揃えば、割引の増額もありえるので、無料通話を気にしないのであれば一番オトクかもしれない。

月々の最低料金

 月々の最低料金
通話代・機種代を除く
同キャリア
無料通話
DoCoMo3,675円~
FOMA端末の場合
なし
4,200円~
Xi端末の場合
au6,300円~
LTEの場合
1~21時通話料0円
24時間SMS0円
5,775円~
3Gの場合
SoftBank5,775円~
iPhone5の場合
4,725円~
iPhone4Sの場合

DoCoMoは唯一、パケット料金からも1,050円引きのため、4,200円からと最も安くなっています。が、同キャリア間(ドコモ同士)の無料通話がないため、頻繁に通話する場合は微妙。
FOMA端末の場合、3,675円からとなっていますが、最新のスマホはXiのみになっているので、4,200円から、と考えるほうがいいかも。

auもSoftBankも3G回線とLTE回線の2パターンがありますが、SoftBankのLTEプランは5,465円と、auの5,985円に比べ500円ほど安いため、SoftBankのほうが最低料金は安くなっています。
SoftBankのiPhone4S(1世代前のiPhone)は、パケット料金が4,410円とauのiPhone4Sの5,460円よりも安いため、1,000円ほどSoftBankのほうが安くなります。

殆ど使わないよ!という人であれば、DoCoMoのFOMA。電話も頻繁に使うし、月々の料金も安くしたい!というのであれば、SoftBankのiPhone4Sがベターになると思います。

他のキャンペーンとの併用

注意しなければならないのは、学割と他の割引と併用できないパターンもあること。
例えばauのLTEのパケット定額料金が「5,985円」から「5,465円」に割引される「LTEスマホ パケット割」は、学割と併用できないようです。

auスマートバリューとの併用

が!!
「auスマートバリュー」と「学割」の併用は可能のようで、この場合、

基本料プラン Z シンプル
980円
合計
6,755円
プロバイダー料IS NET
315円
パケット定額ISフラット
5,460円
学割-980円合計
2,460円
auスマートバリュー-1,480円
月々の料金4,295円

と、SoftBankのiPhone4Sよりさらに500円ほど安くなります。
自宅のインターネット回線と電話回線を「auひかり」にしないとならず、ハードルは少し上がりますが、auスマートバリューは家族のスマートフォンにも適用されるため、家族が多い場合のトータルの割引額はかなりの料金に上がるため、検討してみる価値はありそうです。

SoftBank iPad miniの実質負担額0円

SoftBankの場合、基本料金0円か、iPad mini(Wi-Fiモデル/16GB)の実質負担額0円か選択可能です。
iPad mini 実質負担額0円の方を選択した場合、基本料金の980円は支払わなくてはなりませんが、iPad miniの端末料金の分割払いから、毎月1,200円を差し引くことができます。
ただし、学割の基本料金0円は、3年間0円(980円x36回)で35,280円お得になりますが、iPad miniの場合は24回払いに対しての1,400円の割引のため、28,800円の割引にしかなりません。
※ 2013年3月31日までであれば、iPadを選択した場合、1万円のキャッシュバックがつくため、少しiPadのほうが得かも

申込期間

  • 1月14日~6月1日(ドコモ)
  • 1月16日~6月1日(au・SoftBank)

キャリアごとの違い

では実際に、各社のキャンペーンの詳細を紹介してみたいと思います。

DoCoMo ドコモの学割2014

ドコモは

基本料パケット学割
タイプXi にねん
  • Xiパケ・ホーダイ ライト
  • Xiパケ・ホーダイ フラット
  • Xiパケ・ホーダイ ダブル
応援学割2013
タイプシンプルバリュー
  • ファミ割MAX50
  • ひとりでも割50
  • パケ・ホーダイ シンプル
  • パケ・ホーダイ ダブル2
  • パケ・ホーダイ フラット
割引内容
  • 3年間基本使用料月額0円
  • スマートフォン利用時のパケット通信料が最大3年間1,050円OFF
詳細

「タイプXi にねん」はXi。「タイプシンプルバリュー」はFOMA回線でのプラン。
Xiの「タイプXi にねん」という名称から分かる通り、2年契約を条件に基本料を割り引くプラン。そのため、2年未満での解約は解約金が発生してしまうので注意。
「タイプシンプルバリュー」の方は、同じく2年契約を条件に基本料を安くする「ファミ割MAX50」もしくは「ひとりでも割50」のどちらかに加入する必要あるため、やはり2年未満での解約は解約金が発生してしまうので注意。

「タイプXi にねん」も「タイプシンプルバリュー」も、本来は月々780円で無料通話なしのプランになります。

パケットプランに関しては、おそらく殆どの人が最も安い「Xiパケ・ホーダイ ライト 4,935円」もしくは「パケ・ホーダイ シンプル 4,410円」を選択すると思いますが、ドコモの「応援学割」は、パケット料金にも割引が適用される(1,050円)ため、仮にXi端末の契約の場合、

基本料0円 + Xiパケ・ホーダイ ライト 3,885円 + spモード 315円 = 4,200円~

「端末代」と「通話料」を除いた月々の料金は、4,200円からになります。

学割を適用させない場合、6,030円となるので、1,830円引きとなる計算になります。
3年間の合計は、64,880円。
iPadやノートパソコンが購入できてしまう金額になりますね。

au 学生キャンペーン

auの場合、3社の中ではノーマルだとそれほどお得ではありません。が、auスマートバリューとの組み合わせで、最も安くなるため、該当する人は最安で維持できるかもしれません。

学割内容

学生で新規契約または、MNPの場合、3年間基本料金(LTE プランもしくはプランZシンプルに「誰でも割」の組み合わせ)が0円になります。

詳細

パケットの割引がない点と、家族はMNPでないと3年間の割引期間が適用されない点が、DoCoMoに比べて劣っているものの、auスマートバリューと組み合わせれば、DoCoMoに肉薄する料金まで下げることが可能。
DoCoMoにはない、au同士であれば1~21時までの通話料が0円なのはDoCoMoにはないメリット。
SoftBankにもauスマートバリューに該当するスマホBB割があるのですが、ホワイトBBというADSLの回線プランでないと適用できないため、該当する人が少ないでしょう。

SoftBank ホワイト学割 with 家族 2013

該当する学生ユーザーは、ほぼauと一緒。が、少し月々の料金が安くなるのがSoftBankの特徴。
また、幼稚園に上る前の0歳時でも適用されるという、ちょっと変わっている点も。
他のキャリアは不明ですが、SoftBankの学割は離れて暮らす家族にも適用されます。

学割内容

学生もしくは未就学児で新規契約または、機種変で、3年間基本料金(ホワイトプラン)が0円になります。
auと違い、「機種変」でも適用される点が最も大きな違い。(ただし家族割に関しては「新規」「MNP」のみ)

詳細

DoCoMoやauと違い、ホワイトプランはホワイトプランそのものが2年契約が条件なので、「誰でも割50」のようなオプションは存在しません。
学割に関しては、3社の中で真ん中的な存在。
ただし、iPhoneという強力な武器があるため、機種代金を含めるとiPhone5 16GBは実質0円なので、DoCoMoの学割と十分張り合えるのがSoftBankの学割になると思います。

最も安いのは?

色々話を聞いていると、電話も殆ど使わないから、もっと安くできないか。という相談が多いんです。
逆に電話は外せない、なんて場合は、あえてスマホにしなくてもガラケーで音声通話のみのプランで十分だと思うんですけれどね。
ポケットWi-FiのようなWi-Fiルーターの端末とiPod touchの組み合わせを考えている人もいるみたいですけれど、いちいちモバイルルーターのスイッチを入れないといけない点を考えると、SoftBankのiPhone4S 16GBが5,705円なので、ストレスフリーで持てることを考えると、個人的には最もおすすめ。

パケットを使わないのであれば、私のようにb-mobileの980円のSIMを使って、SIMフリーのスマホで月々の料金を1,000円前後に抑えることもできますが、音声通話ができない点や、回線速度が遅い点を考慮すると、だったらiPod touchとガラケーでいいじゃん。って思うのは私だけでしょうか?

「少しでも安くしたい!」とか、「外では殆ど使わないから」、なんて言ってくる人が多いんですけれど、そういう人に限って、外でガンガン使って、3GBの制限を突破するパターンが多いです。
スマホの料金を安くする前に、「自宅にWi-Fiを導入しなさい!」と言うと、「よくわからないから・・・」と尻込みしてしまい、結局は月々の料金が家族で2~3万円なんていうパターンなので、最近はスマホにするぐらいなら、ノートパソコンを購入すれば?とアドバイスしています。
外で使わなければ、ノートパソコンで十分ですしね。

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注意!!

上記は、あくまでネット上の情報を元にした計算なので、詳しい情報はショップなどに確認してください。

 

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