iPhone6sやApple Watchで採用された3D Touchの使い方や動作を紹介します。クィックアクションやカーソル移動と言った裏技も紹介します。
Last update 2015-10-10 09:58
iPhone6sから採用された「3D Touch」とはなんでしょう?ディスプレイがタッチだけでなく、圧力の大きさを感知できるようになりました。
今回は、3D Touchの使い方と出来ることを紹介したいと思います。
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3D Touchがどういうものか、を知るには、言葉で説明するより動画で紹介したほうがわかりやすいと思います。
iPhoneの弱点は、「戻る」ボタンがないことでしょう。そこで、iPhone6sからは「タップ」「ダブルタップ」以外に「PEEK(ピーク」」と「POP(ポップ)」が使えるようになりました。
PEEKでは、リンク先を8割の大きさで開き、指を離すと元のページヘ戻ることが出来ます。
指を離さずにそのまま上にスライドさせると、いくつかのメニューが表示されました。
更に強くディスプレイを押す(POP)と、リンク先が画面いっぱいになりました。
このように指を離すことによって余計な動作なしに戻ることが出来、また、進む場合も強く押すだけ、と、3次元的な動きで操作できるようになりました。
3D Touchは、単なる動作の追加だけでなく、筆圧も感知してくれます。そのため、メモ帳に搭載された新しいスケッチでは、筆圧に応じて色の濃さを変えることが出来ます。
実際にiPhoneのメモ帳のスケッチを使ってみるとわかるのですが、ものすごいリアルで、遅延もなく使いやすいです。あと必要なのは絵心だけでしょう。
もう1つ、3D Touchで実現する操作が、「クィックアクション」です。対応アプリしか動作しませんが、今後どんどん増えていくでしょう。
クィックアクションとは、アイコンを強く押す(PEEK)によって、表示されるメニューのショートカットです。
例えばメモ帳のアイコンを強く押すと、このように「新規メモ」「新しい写真」「新しいスケッチ」の3つのメニューが表示されます。
Safariの場合は、今のところこの4つのメニューが表示されます。
今までは文字入力中に、カーソルを移動させたいときは、入力部を長タップしてカーソルを移動させなければなりませんでした。
ATOKのようなカーソル移動用のボタンを装備したアプリもありますが、標準の日本語入力アプリではボタンがありません。
そこで、キーボードを強く押すと、カーソルが自由に移動できるようになりました。
なお、iPadは3D Touchに対応していない端末でも、指二本でキーボードをタッチすると、カーソル移動が出来るようになります。
最終更新日 2015-10-10 09:58
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投稿日:2015-10-10 | | |