iOS9から一般ユーザーでも、新しいiOSのベータ版をインストール出来るようになったようです。インストール手順は、iOSのアップデートとほぼ同じですが、プロファイルのインストールが必要です。
Last update 2016-07-09 03:07
今まで開発者向けにしか公開されていなかった、新しいiOSのベータ版がiOS9より、一般のユーザーにも公開されるようになったようです。
そこで一足早くiOS9のベータ版をインストールしてアップデートしてみました。
Sponsored Link
ベータ版は不具合がある可能性があるので、必ずパソコンでバックアップをとってからベータ版のインストールをしてください。
また、パソコンでバックアップをとった場合は、ダウングレードも可能なようです。
なお、バックアップはiPhoneのバックアップと復元を参考にしてください。
今のところ私の環境では、LINEで受信した画像や動画を保存すると、LINEがほぼ確実に強制終了したり、ボタンをタップしたりする(ブロック解除とか)とLINEが強制終了します。
LINEを多用する人や、仕事で使用している人は注意。
Siriの音声受付開始時の「ポロン」という音が、鳴らなくなりました。
アプリによってはアップデート後、はじめて起動した時にiPhoneが再起動することがいくつかありました。
まずは Apple Beta Software Program へ行き、Apple IDでサインインします。
2段階認証を設定している場合は、確認コードを受診するデバイスを選択します。
私の場合は、登録してある電話番号にSMSを送る方法を選択しています。
右下のContinueをクリックします。
確認コードが記載されたSMSが届くので、4桁の確認コードをメモしておきます。
届いた確認コードを入力し、「Continue」をタップします。
「iOS 9 Beta Software Profile」というプロファイルのインストール画面になりました。
「インストール」をタップします。
再起動が必要なようです。
「再起動」をタップして再起動します。
どういうわけか再起動後、「項目をダウンロードできません」と表示されてインストール出来ません。
ところが、 「設定」を開き、「一般」→「プロファイル」と開いていくと、ちゃんと「iOS 9 Beta Software Profile」がインストールされていました。
今度は「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開いてみると、「iOS Public Beta 1」が表示されました。
「ダウンロードとインストール」をタップします。
ダウンロードとアップデートが開始されました。
しばらく待ちます。
どういうわけかベータ版のアップデートも失敗してしまいました。
「アップデートをインストールできません」と表示されて、うまく行きません。
何度か先ほどインストールしたプロファイルを削除し、再びプロファイルのインストールからやり直しました。が、何度やっても失敗する・・・。
4回ほど、プロファイルのインストールをやり直したところ、ようやくうまくいったようでiPhoneの再起動が開始されました。
20分ぐらい待つと、アップデートが完了しました。という画面になりました。
「続ける」をタップします。
おなじみの「ようこそiPhoneへ」という画面になりました。
「さあ、はじめよう!」をタップすると、無事iOSのベータ版が使えるようになりました。
一応、規約でAppleが公開していない新機能の紹介や画面などは人に公開したりしてはいけないようなので、もし一足早く新しいiOSを体験したい人は、自身でアップデートしてみてください。
ただし、不具合がある場合があるので、自己責任でおねがいします。
私の場合は、アップデート途中でSoftBankの回線に接続できなくなりました。
アップデート完了後、接続できるようになりましたが、最悪電話ができなくなる可能性もあるかもしれません。
さて、なにが変わったのか・・・というと、見かけは殆ど変わっていませんでした。
iOS7やiOS8の時と比べると、あまり進化や変化はないのかも?
単に文章を書くだけだったメモ帳が、簡易ワープロ程度まで進化しました。
メモ帳からカメラを立ち上げたり、イラスト等を書いたり、見出しなどつけることが出来るようになりました。
また、保存先をiCloudやGmailなどにすることができ、他のデバイスから同期できるようです。
「問題を報告する」というボタンが追加されたり、電車などの交通機関を利用したナビが出来るようになったようです。
また、「この周辺」にある「食べる」「飲む」「買い物」「遊ぶ」などのカテゴリーが追加され、今いる場所付近にあるお店などなどを探しやすくなりました。
日本ではまだ未対応ですが、オリジナルのニュースアプリが使えるようになるようです。
iPadでは2つのアプリを画面を分割して同時に使えるようになるようです。
Split Viewよりも控えめな、どちらかと言うと通知センター的なのが「Slide Over」。
アプリ作業中にメールをチェックしたりすることができるようになるっぽい。
Facetimeでビデオ通話中、相手の映像を小さくして画面の端っこに表示し、他のアプリを使用できるようです。
Siriに話しかけるときの画面が少し変わりました。
また、「今日撮影した写真を見せて」などといった要求にも答えてくれるようになりました。
パスコードは今まで標準で4桁でしたが、6桁になりました。
完全に充電するまでメールの取得やバックグラウンドの更新などが無効になり、バッテリーを長持ちさせるモードが追加されました。
最も大きな変更点というか追加が、iCloud Drive専用のアプリが追加された点。
iOS8までは、iPhoneやiPad上からiCloud Driveに直接アクセスはしにくかったのですが、専用アプリが追加され、アプリ上からiCloud Driveに保存された写真や動画などをプレビューすることが出来るように。
モバイル通信でのApple Musicのストリーミング再生は、音質が低下した圧縮されたものでしたが、クォリティを選択できるようになりました。
最終更新日 2016-07-09 03:07
Sponsord Link
Copyright (c) iPhone入門 All Rights Reserved.
投稿日:2015-07-10 | | |