iPhoneのバッテリーの寿命を延ばす

iPhoneのバッテリーの寿命を延ばす方法を紹介します。

iPhoneのバッテリーの寿命を延ばす

 

Last update 2015-04-25 05:31

 

今回の記事は、バッテリーの消費をなるべく少なくする方法ではなくて、iPhoneのバッテリーの寿命自体を伸ばす方法です。
iPhone4Sは、バッテリーの持ちが短い。なんて言われていますが、iPhone4のバッテリーのもちは、
バッテリーのもち
iPhoneの通話時間はどれくらい?バッテリー
を参考にして下さい。

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iPhoneは、普通に使っている分にはフル充電をしておけば、だいたい2日はもちます。
なにも使わない状態(1日に数回の短い電話やメール)であれば、4~5日はもつと思います。が、やはり使っているうちに徐々にバッテリーの寿命が短くなってきているような気がします。
私のiPhoneも購入して1年と3ヶ月が過ぎましたが、購入した頃に比べ微妙にもちが短くなったような・・・・
でも1日もたなくなった。みたいなことはありませんね。
先日、けっこうハードに使ってみましたが、二日はもちました。
今回は、私が行っているバッテリーの寿命を少しでも延ばすコツを紹介してみたいと思います。
ちなみに、iPhoneを購入する前にもっていた普通の携帯も、ちょっとしたコツで3年経過した状態でも新品に近い状態でバッテリーの容量を確保できていました。

バッテリーの寿命を伸ばすコツ

フル充電の状態を続けない

iPhoneに使われているバッテリーは、リチウムイオン電池ですが、リチウムイオン電池は空にならなくても充電ができる(いわゆる継ぎ足し)のが特徴ですが、充電が100%の状態(フル充電)が続くと、バッテリーを傷めるそうです。
また、全く空の状態にしてしまうのもやはりバッテリーを傷めるもとになります。
理想としては、10~80%の間で充電する事。

よく、携帯電話を充電器に繋ぎっぱなしにして、ゲームをしたりインターネットを利用したりする人がいますが、あれは最もバッテリーを傷める最たる例です。
バッテリーを消費しつつ、充電する状態は悪いそうです。
たとえば、私はSONYのポータブルカーナビを購入したんですが、ポータブルカーナビはバッテリーを内蔵していて、徒歩や自転車でも使えるのが特徴です。
ところが車に取り付けた状態だと、常にバッテリーを充電しつつ(シュガーライターから充電します)消費するので最もバッテリーには悪い使い方です。
そのため、バッテリーのみで数時間動作する的なことが宣伝文句として唄われていましたが、1年も経過すると、満タンに充電しても5分ともちませんでした。

iPhoneの周辺機器には音楽を再生させるために、充電しつつ音楽を再生させるようなスピーカーやらアンプが発売されていますが、これも実際にはバッテリーにはよろしくありません。
もし可能であれば、普段使っているときもすぐに充電することはせず、ある程度バッテリーが減ってから充電するのがいいでしょう。
※ 一般的にリチウムイオン電池の充電は、80%まで急速に充電され、残りの20%は微弱な電力に切り替わって充電するトリクル充電が行われるそうで、80%までは1時間。
残りのフル充電までに2~3時間かかるそうです。

USB出力付きエネループどうしても不安だ。という人は、USB出力付きバッテリーなどを用意しておくといいかもしれません。

高温状態に置いておかない

バッテリーの寿命を短くする原因の一つが、この高温状態に放置してしまう事。
以前、真夏に車の中にiPhoneを置きっぱなしにして買い物に行ったところ、時間にして10分程度だったんですけれど、高熱でiPhoneが動かなくなりました。
動かなくなったというか、高温状態なのでエラーが出て非常通話(110番など)しかかけれなくなってしまったんですよね。
急いでiPhoneを冷やしたんですけれど、10分間ぐらい(というか完全に冷えるまで)この状態が続きました。
高温は、バッテリーだけでなくiPhoneも使えなくなることを覚えておいて下さい。
意外と車の中に置き忘れた。というミスは多いので・・・。

メンテナンスをする

さて、以上の事を気をつけるだけでiPhoneのバッテリーは2年経過しても十分、新品ほどではないにしても長い時間持たせることが出来ます。
そのうえで、さらに以下のようなメンテナンスを行うと、よりバッテリーの寿命が延びるそうです。

月に一度リフレッシュ

月に一度のペースで、いったん空(といっても10~20%)までバッテリーを消費し、フル充電後、また使いきる。
Appleのサイトには、
"リチウムベースのバッテリーを適切にメンテナンスするには、バッテリー内の電子を時々動かすことが重要です。毎月最低でも1回は充電/放電サイクルを完了する(完全に充電した後、バッテリーを使い切る)ようにしてください。"
という事が書かれています。

アプリを使う

SYS-Activity私が行っているのは、SYS-Activityiconというアプリを使う方法。
このSYS-Activityというアプリは、本来はiPhoneのメモリを開放するアプリなんですけれど、バッテリーの残り時間を表示してくれたり、フル充電になったらアラームで知らせてくれたり、あと何分で充電が完了するか表示してくれるアプリ。
有料になりますが、85円(2011年12月)とすごく安いので、購入して使っています。
他にも、裏でどんなアプリが動いているか。とかも調べることが出来るのと、Puffinを使ってFlashを動かすときに非常に重くなるので、このSYS-Activityを使ってメモリを解放すると多少は軽くなるので、バッテリー以外でも十分に使う価値があるアプリです。

バッテリーが減った状態で充電をはじめる残りのバッテリーでそれぞれ使える時間
まずは上の画像のように11%までバッテリーを減らしてみました。
こんな状態でも待ち受けだけなら30時間はもつみたいですね。
また通話も42分できるみたいです。
ただし、3Dゲームだとたった10分しかできない。。。

「接続されていません」の右横にあるダイアルのようなボタンをタップします。

フル充電が完了したらアラームを鳴らせるすると、左のように充電が完了するとアラームで知らせてくれる機能をオンする画面になるので、「オン」に。
ちなみにフル充電と100%充電の違いは・・・よくわからず。。。
でも、これでフル充電なのに充電しっぱなし的な使い方は防げるようになりますよね。
さらにSYS-Activityを使ったリフレッシュの期日を覚えていて、1ヶ月後にアラートで知らせてくれる機能も付いています。
これらをオンにしたら、充電開始。

充電が完了するまでの時間若干予定時間より早く終わることもケーブルを繋いで充電を開始すると左のような画面になります。
何時間でフル充電になるか秒単位で教えてくれます。
(微妙に早く終了しましたが)

充電が完了すると、アラームが鳴り続けるのでケーブルを抜きます。

あとはもう一度使いきる。ということを月に1度、実行すればバッテリーがリフレッシュして復活するみたいです。

メンテナンス方法その1その2その3

SYS-Activityによると、こんな感じで月1度ぐらいメンテナンスを実行するといいらしい。

  • 10~20%までバッテリーを使い切る
  • フル充電(SYS-Activityを使用)
  • 再び使い切る
  • またフル充電

まとめ

私は結構ハードにiPhoneを使っているんですけれど、室内にいることが多いせいか、あんまり充電はしないようにしています。
今のところ気がついた時に充電する。って言う感じの使い方ですね。
だいたい2~3日に1回充電する感覚です。

一応、1年と3カ月ほど経過しましたが、購入時に比べてバッテリーが弱くなった。というような感じは今のところありませんね。
iPhoneはバッテリーの交換が自分でできない。という弱点はありますが、2年サイクルで新機種に交換する(ソフトバンクでは、基本的にメモリ容量が一番低いiPhoneは2年契約を条件に機種代が0円できている)ように考えれば、よほどのバッテリーに悪い使い方をしなければ、2年は十分もつような気がします。

それよりもフル充電の状態を続けるような使い方をしないだけで、バッテリーの寿命はいたみにくくなるので、常にケーブルを差し込んでいる人や、ケースに予備バッテリーが付いていて常に充電している状態になっている人は、気をつけた方がいいかも。

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最終更新日 2015-04-25 05:31

 

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投稿日:2011-12-06 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理