Wi-FiとBluetoothのショートカットをホーム画面に追加
Last update 2019-10-20 17:25:03
Wi-FiやBluetoothは、オフにすると若干バッテリーの持ちを長くできるので、停電時や災害時、そしてiPhoneを使用しない寝ている時間はオフにしたいという人もいるかと思います。ただ、毎日毎日 設定を開いてオフにしたりオンにするのはめんどくさい。
そこでiOS12から追加されたiPhoneの「ショートカット」を利用したWi-Fiをオン・オフにするショートカットやBluetoothをオン・オフするショートカットの作成方法を詳しく紹介します。
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目次
ショートカットとは
「ショートカット」とは、iOS12から搭載された設定やアプリの動作を自動で実行させるように登録し、ホーム画面にアイコンとして設置できる超便利な機能。今までこうしたことはアンドロイドでしか出来ませんでしたが、ようやくiPhoneでも利用できるようになりました。このショートカットを利用すると、アイコンをタップするだけでWi-Fiをオンにしたりオフにしたり、Bluetoothをオンにしたりオフにしたりすることができるようになります。
ちなみにもっと複雑なことも出来て、現在の位置をLINEやメッセージ、ツイッターに投稿・送ったり、指定した連絡先に電話をかけるショートカットを設置することができます。
iOS13からは指定した時間になったり場所に到着・離れると自動で実行する「オートメーション」という機能も追加されました。こちらのオートメーションについては別のページで詳しく使い方を紹介したいと思います。
Wi-Fiをオン・オフにするショートカット
まずはワンタップでWi-FiをオンにしたりWi-Fiをオフにするショートカットの作成方法を紹介します。他のサイトでも似たようなショートカットは公開されていますが、当サイトではもっとわかりやすい合図を加えたものにしてあります。
すでにいくつかサンプル的なショートカットが登録されていると思いますが、「ショートカットを作成」をタップします。
Wi-FiやBluetooth関連の設定を追加するには「スクリプティング」をタップします。
たくさんのリストの中から「Wi-Fiを設定」を探してタップします。(下のほうにあります)
するとこのような画面になります。デフォルトではWi-Fiをオンにするアクションが追加されます。
「オン」の部分をタップすると「オフ」に変更できます。もう一度タップするとオンになります。
このままでもいいのですが、ちゃんとショートカットが動作したことを振動で伝えるように同じ「スクリプティング」にある「デバイスを振動させる」も加えてみました。
このようにショートカットは複数のアクションを登録でき、アイコンをタップするだけで全てを動作させることができるんです。
ショートカットのアイコンと名前の登録
「詳細」という画面になります。
ショートカットのアイコンは変更できます。ここのアイコンをタップし…
①「グリフ」を選択し、②の「記号」をタップ。するとWi-Fiっぽいアイコンがあるのでここをタップ。
アイコンはカラーも変更できます。
アイコンが決まったら「完了」をタップ。
今度はショートカットの名前を決定します。今回は「WiFi」にしましたが好きな名前にしてOK。
ホーム画面にショートカットを配置する
再びアイコンの設定画面になりますが、こちらはホーム画面に設置するアイコンを変更できます(このままでもOKですが)。
今回はWi-Fiの規格のアイコンをネットから拾ってきて指定してみました。
アイコンの下に表示される名前を①入力し、②「追加」をタップします。
ホーム画面を表示させると、このようにWi-Fiをオンにするショートカットが追加されていました。
ここをタップすると、Wi-Fiがオフの場合オンになり、iPhoneが振動します。
Wi-Fiがオンの時はオンのままで振動がします。
Wi-Fiをオフにするショートカット
ショートカットアプリを開くと、このように「WiFi」という名前を付けたショートカットが登録されていました。ここをタップしても同じ動作をします。
続いてWi-Fiをオフにするショートカットをホーム画面に追加してみます。今作成された「WiFi」をタップし続けると・・・
このようなメニューが表示されるので、「複製」をタップします。
*削除したい場合はここで「削除」をタップします。ここで削除してもホーム画面に追加されたショートカットは削除されないので注意。
先ほど作成したWI-Fiをオンにするショートカットが複製されました。矢印の先にあるアイコンをタップします。
Wi-Fiをオンにするの「オン」の部分をタップして「オフ」にします。
②の部分をタップします。
今度は違う画像を指定して名前も「WiFiオフ」にしてみました。
③「追加」をタップします。
これでWi-Fiをオンにしたりオフにしたり出来るショートカットが両方ホーム画面に追加されました。
「WiFiオフ」のアイコンをタップしてみると、Wi-Fiがオフになりました。
コントロールパネルからWi-Fiの接続先を変更
Wi-Fiをオフにするというよりは、接続先のWi-Fiを変更するショートカットはコントロールパネルから行ったほうが簡単です。
コントロールパネルを表示させたら四角で囲っている部分を強く押します(もしくはタップしたままにします)。
するとポップアップしてこのような画面が表示されるので「Wi-Fi」のアイコンを強く押します(もしくはタップしたままにします)。
すると今現在接続可能な周囲のアクセスポイントのリストが表示されるので、接続したいアクセスポイントをタップします。
ここで「Wi-Fi設定」をタップすると・・・
Bluetoothをオンオフするショートカット
ショートカットの作成画面で「スクリプティング」の中にある「Bluetoothを設定」を選択すると
同じようにBluetoothをオンにしたりオフにするショートカットが作成できます。
Wi-Fi・Bluetoothを同時にオンにするショートカット
さて、1つのショートカットには複数のアクションを指定できます。Wi-FiやBlueooth、モバイルデータ通信をすべてまとめてオフにしたりオンにすることも可能です。
例えばこの設定では、Wi-Fi、Blueooth、モバイルデータ通信をすべてオンにし、音量を80%にします。
朝起きたときに利用できそうですね。
なお、「ショートカット」の新しい機能「オートメーション」では、目覚まし用のアラームを止めるとこれらのアクションを一気に実行するということも可能なのですが、実際にはこれらのアクションを実行するための通知が表示される、という感じ。
オートメーションについて
最後に「オートメーション」についても紹介しておきましょう。
「オートメーション」とは、「ショートカット」をさらに便利にした指定した動作や時間、場所(に着いた・離れた)などを
これを利用すると、例えばiPhoneで目覚ましのアラームを設定している人も多いと思いますが、アラームを止めると音楽を流す、誰かに電話する、Wi-Fiなどをオンにする、Yahoo!天気予報を表示させる・・・といったことが可能な超便利な機能。
ところがこれ、自動で実行してくれるわけではなくて、実行するための通知が表示され・・・
この「実行」をタップしないと実行されないんです・・・
例えばハンズフリーが接続したら、会社に電話する、という設定も可能なんですけれど、この通知をタップしていかないと実行されません。
まぁ、誤った挙動や悪意を持ったショートカットの動作を防ぐことはできるかもしれませんが、ちょっと使い勝手が悪いですよね…。
まとめ
今回の「ショートカット」や「オートメーション」は、iPhoneをかなり便利に使いこなすことができるヒントがたくさん詰まっています。
例えば任意の文章を英語に訳してしゃべってもらう。というようなショートカットもできるし、自宅へ帰る道順を一発で表示させるショートカットなども作成出来ちゃいます。
当サイトでも便利だと思われるショートカットやオートメーションを紹介していこうと思います。
関連ページ
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最終更新日 2019-10-20 17:25:03
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投稿日:2011-12-10 | | |