ソフトバンクWi-Fiスポットを使う設定

最終更新日 2021-06-09 18:44

ソフトバンクのスマホやiPhoneを使っているのに、「0000softbank」といったソフトバンクWi-Fiスポットに接続できない場合の接続設定を紹介します。
ソフトバンクのWi-Fiに接続しようとすると、IDとパスワードを聞かれる場合、ここで紹介する方法で設定してください。

ソフトバンクWi-Fiスポットとは

「ソフトバンクWi-Fiスポット」とは、ソフトバンクのパケット定額プランを契約していると無料で使える、「公衆無線LAN」の1つで・・・

コンビニやサービスエリア、マクドナルドで接続できます。

ソフトバンクWi-Fiに接続できない

000xsoftbankネに接続できませんと表示される

設定済みにもかかわらずこのように「ネットワーク"000xsoftbank"に接続できません」と表示される場合は、ルーター(アクセスポイントとも言う)からの距離が離れすぎている場合が多いです。

ソフトバンクWi-Fiのルーターも一般家庭で使われているルーターも出力はほぼ変わりません。
Wi-Fiは免許不用で設置できるので、電波の強さや範囲が限られているので、数十m程度しか届きません。特にルーターは、お店などのバックヤードなどに置いてあるので壁や柱などの障害物で遮られてしまうため、すぐに切断されたり、接続できなくなります。

対策としては、店内などを歩き回って電波が強い場所を探すぐらいしか方法がありません。

0002softbankより0000softbank

「0002softbank」は、5GHz帯なので高速ですが電波の範囲が短く、壁などの障害物にも弱いです。なので「0000softbank」に接続する方が、繋がる可能性が高いです。

接続数が多すぎる

もう一つの原因としては、Wi-Fiに接続できるデバイスの数が決まっているので、たくさんの人がいる場合、電波が強くても接続できない場合があります。
この場合は、なるべく電波が強い場所に移動し、接続できるまでチャレンジしてみてください。

0002softbankのパスワードを求められる

接続しようとしたら、このように「ユーザ名」と「パスワード」を求められる場合は、以下のプロファイルをインストールします。

ソフトバンクWi-Fiスポットやメールを一括で設定

ソフトバンクの回線でないと設定できないので、Wi-Fiをオフにします。
コントロールパネルでWi-Fiの部分を白い反転にします。

sbwifi.jpを開き、「同意して設定開始」をタップします。

SMS認証の画面が表示されたら、メッセージが届くまでしばらく待ちます。

メッセージアプリにSMSが届きます。
記載されている長いURLをタップします。

「設定が完了しました」と表示されますが、まだ完了していません。(笑)

すぐにこのような「このWebサイトは構成プロファイルをダウンロードしようとしています。許可しますか？」というダイアログが表示されるので、「許可」をタップしてください。

「プロファイルがダウンロード済みです」と表示されたら、「閉じる」をタップします。

今度は、設定を開き、「プロファイルがダウンロード済み」をタップします。

右上の「インストール」をタップします。

iPhoneのパスコードを入力します。

「このプロファイルは署名(しょめい)されていません」と出ますが、かまわず右上の「インストール」をタップします。

今度は画面下に表示される「インストール」をタップします。

「一括設定」ではソフトバンクのメールの設定も出来るので、「フルネームの入力」では相手に表示される自分の名前を入力します。
②の次へをタップ。

相手のメールにはこのように表示されます。

インストールが完了しました。これでソフトバンクWi-Fiスポットに接続できるようになりました。

なお、今回の設定で接続できるのは、「0002softbank」のネットワークです。
「0000softbank」と「mobilepoint」に接続するには、アプリのインストールに進んでください。

不要なブックマークを削除する

このプロファイルをインストールすると、ソフトバンクのいろいろな有料サービスへジャンプするブックマークが大量に作成されます。
必要なければアンインストールもしくは削除してください。

「ブックマーク」と表示されているものは「削除」をタップしてください。

0000sofbankと0001softbankの違いは？

ソフトバンクWi-Fiスポットには、
0000softbank
0001softbank
0002softbank
mobilepoint
の4つのWi-Fiがあります。
一括設定のプロファイルのインストールで、「0001softbank」と「0002softbank」に接続できるようになりました。
0000softbankやmobilepointに接続するには後述するアプリをインストールします。
それぞれのアクセスポイントの違いは以下。

ネットワーク名	特徴
0000softbank	WPA2パーソナル
0001softbank	暗号化なし
0002softbank	WPA2エンタープライズ 5GHz
mobilepoint	WEP

セキュリティ的にお勧めできない

0001softbankとmobilepointは、セキュリティの面からお勧めできません。

0001softbankは暗号化しないでルーターとやり取りするので、悪意あるユーザーが周りにいた場合、通信の内容を読み取られてしまう可能性があります。
「0001softbank」のほうは、南京錠のアイコンがありません。これは暗号化されていないことを意味します。
その代わり誰でも接続することが可能です。

「mobilepoint」の「WEP」も古い暗号化方式なのでやはりお勧めしません。ただし、任天堂DSは「WEP」にしか対応していないので、その場合は「mobilepoint」に接続します。

となると、「0000softbank」か「0002softbank」になるのですが、「0002softbank」は上の「一括設定」のプロファイルをインストールすれば接続できるようになります。
ところが、コンビニなどでは「0002softbank」が提供されていない場合があります。
「0000softbank」のアクセスポイントに接続するには、さらに以下のようにします。

アプリから設定する

0000softbankなどに接続するには、「Softbank Wi-Fiスポットアプリ」をインストールします。

インストール後、起動すると初回のみこのような通知の許可を聞いてくるので、「許可」をタップ。(許可しないでも使えますが)

「利用規約への同意」が表示されるので、「同意する」をタップします。

もう一度同意するをタップ。

Wi-Fiをオフにします。

自動ログイン設定をします。
「設定する」をタップ。

続いて「インストールする」をタップします。

「インストール」をタップ。

警告が表示されるので、「許可」をタップします。

「デバイスの選択」の画面が表示されたら、「iPhone」をタップします。

プロファイルのダウンロードが完了しました。「閉じる」をタップします。

今度は設定を開き、「プロファイルがダウンロード済み」の部分をタップします。

右上の「インストール」をタップします。

もう一度「インストール」をタップ。

しつこく聞いてくるので「インストール」をタップ。

これですべてのSoftbank Wi-Fiスポットのネットワークに接続できるようになりました。
「完了」をタップして終了です。

プロファイルを見てみると、「0000softbank」「0001softbank」「mobilepoint」の3つが加わりました。

ソフトバンクWi-Fiスポットを探す

このアプリをインストールしておけば、「ソフトバンクWi-Fiスポット」を探すことも出来ます。
「スポット検索」をタップします。

このようにマップとソフトバンクWi-Fiスポットを公開している場所が表示されました。

安全性の低いセキュリティ？危険なのか

ソフトバンクWi-Fiスポットに接続すると、「安全性の低いセキュリティ」と表示されて危険なの？と思うかもしれませんが、これは「WPA2」という少し古い暗号化方式を採用しているため。
2018年6月に、「WPA3」という最新のプロトコルが公開されましたが、まだまだ主流は「WPA2」が多いです。(うちのルーターもまだWPA2です)
なので「WPA3」が標準になるにはまだまだ時間がかかるでしょう。また、「WPA2」に接続していれば必ずウィルスや乗っ取られるわけではないので、安心してください。

Wi-Fiを使うには

Wi-Fiを使うには、「設定」をタップし、

「Wi-Fi」をタップ。

オフになっている場合は、オンにします。

マクドナルドで使うと

マクドナルドに行き、設定からWi-Fiを見てみると・・・

このように、電波の圏内に入ると、自動でソフトバンクWi-Fiスポットに接続してくれます。
左の画像の「mobilepoint」という部分にチェックが入っているのがわかります。

意外とWi-Fiの電波の範囲は狭いので、マクドナルドの店内でも場所によっては電波が入らない可能性もあるので注意。
その場合は、自動的に3G回線を使用してくれます。

ソフトバンクWi-Fiスポットを使う設定