iPhoneを手にしてから、電話やメールを使えるようにするための設定方法をまとめてみました。オンラインショップから注文する方法も。
Last update 2016-11-26 09:57
iPhoneは購入後、設定は自分で行わなくてはなりません。インターネットで注文した場合もショップで購入した場合も、電源を入れてからセットアップまでのやり方を詳しく解説したいと思います。
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iPhoneを購入すると、ATMカードぐらいの大きさのカードが一緒に入っているとおもいます。これがSIMカードと呼ばれるもので、四角で囲った部分をiPhoneに差し込んで使用します。
このSIMカードには電話番号などのデータが記憶されていて、なくした場合、再発行手続きにお金がかかったりするので気をつけてください。
なお、ショップで購入した場合、すでにSIMカードがセットしてある可能性もありますが、SIMのセット方法を知っておいてください。
iPhoneの向かって右側の側面に、小さな穴があると思います。ここにクリップのような細い(そしてある程度硬い)針金を差し込み、軽く押すとSIMをセットするケースが出てくるので、ここにSIMカードをセットします。
(カードからSIMの部分を外しておきます)
再び同じ方向に入れれば完了です。
向きが違っていると入らないようになっています。
電源をオンにします。
やはり向かって右側(iPhone5sまでは側面ではなくて上面だった)に、電源ボタンがあるのでここを画面にリンゴのマークが出るまで押し続けます(3~5秒ほど)。
もし、いくら押し続けても画面に何も反応がない場合、バッテリーが空になっている可能性があります。
画面が点灯すると、このように「こんにちは」とか「Hello」とか、各国の挨拶が表示されるので、画面を左から右へ指でなぞります。
この画面を指でなぞることを「スワイプ」といいます。
まずは言語の選択。「日本語」という部分を探し、ここをタッチします。
画面の該当する場所をタッチすることを「タップ」といいます。
続いて「国または地域を選択」という画面になるので、「日本」をタップします。
続いて使用するキーボードの種類を選択します。
ここは右上の「次へ」をタップしてください。
なお、私は絵文字は必要ないので、「絵文字」のチェックを外しています。
チェックを外すと使用できなくなりますが、あとで変更可能です。
以後、なにか選択したら、画面右上の「次へ」をタップして先へ進めます。
もし、Wi-Fiがある場合は、この画面で接続するアクセスポイントが表示されるので、接続したいアクセスポイントをタップします。
Wi-Fiなんてないよ!なんて人でも、パソコンが有る場合はパソコンに接続して先へ進めることも出来ます。
その場合は、「iTunesに接続」をタップ。
パソコンもWi-Fiがない人は以下の方法に進んでください。
また、Wi-Fiのパスワードが分からない!という人も、以下の方法まで進んでください。
Wi-Fiに接続するためのパスワードを入力します。
パスワードが分からない。という人は、Wi-Fiとは iPhoneの設定編を参考にしてください。
Wi-Fiがない人や、よくわからない人は、画面の左上が「検索中」や「圏外」から
「LTE」や「3G」になるまでしばらく待ってください。
だいたい数分から5分ぐらいすると、ここがLTEか3Gになります。
もしいくら待っても「圏外」や「検索中」の人は「SIMカード」が正しくセットされているか確認して下さい。
画面の左上が「LTE」か「3G」になると、「モバイルデータ通信回線を使用」というボタンが表示されるようになるので、ここをタップします。
アクティベートが開始されます。
アクティベートとは、Appleのサーバーと接続して、iPhoneが使えるように認証・ロック解除をすることです。
アクティベートは、すぐに完了します。
「位置情報サービス」では、「位置情報サービスをオンにする」という部分をタップします。
これでGPSやWi-FiからiPhoneの現在位置を調べることが出来きます。
位置情報はあとでオンにしたりオフにすることが出来ます。
もし、iPhoneを初めて使う場合は、「新しいiPhoneとして設定」の方をタップしてください。
すでにiPhoneを使っていて、機種変などで買い替えた場合や故障などして初期化した場合などで、あらかじめバックアップをとっている場合は、「iCloudバックアップから復元」か「iTunesバックアップから復元」を選択してください。
バックアップからの復元を選択した場合は、iPhone 買い換えでデータの移行と復元を参考にしてください。
iCloudから復元する場合は、こちらを参考に。
このページでは、初めてiPhoneを使う場合の設定を紹介します。
続いてApple IDを作成します。
「無料のApple IDを作成」をタップします。
すでにApple IDを所有している人は、「Apple IDでサインイン」をタップします。
誕生日を設定します。
生年月日の部分を上下にスワイプすると、月日を選択できます。
生年月日がセットできたら、画面の右上の「次へ」をタップします。
なお、生年月日はパスワードを忘れた場合などに入力する必要があるので、必ず正しい生年月日を入力してください。
名前を入力します。
「姓」に苗字を。「名」に名前を入力。
日本語入力するには、キーボードの地球儀のボタンをタップします。
例えば「す」を入力するには、「さ」を3回連続でタッチすると「す」になります。
間違えた場合は「さ」の隣にあるバツ印のボタンをタップします。
「変換」をタップすると、漢字に変換できます。
Apple IDはメールアドレスが必要になりますが、無料でメールアドレスがもらえるので「無料iCloudアドレスを入手」をタップします。
「@」より前の部分を決めます。
半角英数字か「 - マイナス」「 _ アンダーバー」などが使用できます。
すでに誰かに使われている場合は、そのメールアドレスは使えないのでだれにも使われていないものを決めます。
パスワードを決めます。
パスワードは必ず、ローマ字と数字が1つ以上、大文字と小文字が1つ以上含まれる8文字以上にしないといけません。
また、1234やabcdeのような推測できるような簡単なものは設定できません。
8aidjgGY7bd
のように複雑でなおかつ、忘れないものを決めます。
パスワードはメールの受信やアプリのダウンロードに必要になるので、必ず忘れないようにメモしておいてください。
おすすめは、日本語をローマ字にしたものがいいかもしれません。例えば、お寿司が好きなら
Susigasuki88
みたいな感じ。
abcdのような単純なパスワードだったり、大文字と小文字、数字などが含まれていないとこのように叱られてしまいます。
続いてApple IDを管理するときに必要になる、秘密の質問と答えを設定します。
Apple IDのパスワードを忘れた時など、この秘密の質問に答えられ、生年月日を正しく入力できればパスワードが変更できる、というわけです。
秘密の質問は全部で3つ。必ず設定しないと先へ進めません。
「質問」の部分をタップすると・・・
質問が幾つか表示されるので、この中から本人だけが答えられるようなものを選択します。
続いて「答え」の部分をタップし、質問の答を自分で入力します。
「次へ」をタップします。
さらに何かあった時のために、予備のメールアドレスを入力します。
ここにはパソコンで使用しているメールアドレスか、パソコンを持っていない人は携帯のメールアドレスを入力してください。
誰かが不正にApple IDにログインしようとすると、ここに登録したメールアドレスにメールが届きます。
先ほど作成したメールアドレスにAppleの広告や通知が来るようにするか決定します。
このまま「次へ」をタップします。
利用規約が表示されるので、目を通したら右下の「同意する」をタップします。
Apple IDの作成が始まります。このまましばらく待ちます。
iPhoneやiPadのデータをインターネット上に保存するiCloudを使用できるようにします。
「iCloudを使用」をタップしてください。
iCludを使用する設定にすると、自動的にiPhoneを探す機能がオンになります。
右上の「次へ」をタップ。
iPhoneのデータだけでなく、いろいろなデータをインターネット上に保存できる「iCloud Driveにアップグレード」をタップします。
iCloud Driveを使用すると、パソコンとiPhoneの連携がさらに強化されます。
パスワードの入力の代わりに指紋で認証する「Touch ID」を使えるようにします。
ホームボタンの上によくボタンを押す指(たいていは利き手の親指か人差し指)を軽く乗せます。
指を乗せたり、離したりを繰り返します。
ブルっとバイブレーションが起こったら、一度指を離し、少しずらして登録します。
1回目の登録で指紋の真ん中辺(ピンク)を登録し、2回めの登録でその周辺(黄緑)を登録します。
同じように指をホームボタンに乗せたり、離したりを繰り返します。
iPhoneをスリープ状態から復帰するときに入力する4桁のパスワード(パスコードといいます)を登録します。
指紋認証がうまくいかなかった場合、このパスコードを入力します。
ログイン時に入力するIDとパスワードなどを保存できる「iCloudキーチェーン」を使えるようにします。
「iCloudキーチェーンを設定」をタップします。
例えばドコモのサイトへログインする時などに、ドコモIDとパスワードを入力する必要がありますが、一度入力し、iCloudキーチェーンに保存すると次回以降自動的に入力してくれます。
セキュリティーコードを先ほど設定したパスコードと同じものにするか設定します。
「パスコードを使用」をタップ。
iCloudにログインするときなどに認証用のメールが届くように、電話番号を入力します。
iPhoneの電話番号で構いません。
Siriとは、音声でiPhoneを操作できる超便利な機能です。
「Siriを使用」をタップしてください。
アプリに不具合があった時にアプリ開発者へデータを送信する「App解析」の設定です。
「Appデベロッパと共有」をタップ。
これで完了です!
文章で見ると長そうに感じますが、だいたい5~10分ぐらいで完了できるはずです。
「さあ、はじめよう!」をタップします。
iPhoneが使えるようになりました。
最低限必要なアプリがすでにインストールされています。
最終更新日 2016-11-26 09:57
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