いよいよiOS10がアップデートできるようになりました。iPhoneやiPadのiOSのアップデート方法を紹介します。また容量が足りなくてアップデート出来ない人も対策を紹介します。
Last update 2016-09-14 04:55
2016年9月14日午前2時から、iOS10のアップデートが出来るようになりました。私の場合は、iOS10 パブリックベータ版のインストールを行っていたので、もう1ヶ月以上前からiOS10を使っていたのですが、正式版も使えるようになったのでダウンロードとインストールするアップデート方法を紹介します。
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アップデートにはWi-Fiに接続した状態か、パソコンに接続する必要があります。Wi-Fiもパソコンも持っていない。という人は、コンビニや携帯ショップの無料で使用できるWi-Fiを使ってもアップデートできます。
公衆無線LAN(Wi-Fi)を利用する
iOSのアップデートには、4GBほどの内蔵ストレージの空き容量が必要です。もし、足りないと表示された場合、不要な写真や動画を削除するか、バックアップして一時的に避難させておくか、ひつようのないアプリを削除してアップデート後に再インストールするかしてください。
パソコン無しで写真や画像をバックアップする
iPhone内の写真を複数まとめて削除するには
パソコンに一時的に写真や動画を避難させて削除する方法は、ケーブルでパソコンをつなぐと、エクスプローラー上にiPhoneが表示されます。
16GBのiPhoneなので内蔵ストレージがパンパンでした。
この「Internal Storage」を開いていきます。
「100APPLE」のようなフォルダがたくさん出てくるので、これをすべて選択し、「切り取り」を選択します。
あとは好きな場所(外付けHDDなど)にペーストすればOK。
バッテリーが50%以上残っていないとアップデート出来ません。あらかじめ充電しておくか、アップデート中も充電しながらのほうがいいかも。
一応、トラブルが合った時のためにバックアップしておいてください。基本的には、アプリやiPhone内の写真や動画は、そのままアップデート後も残ります。
iPhoneのバックアップと復元
「ソフトウェアアップデート」をタップします。
アップデートが可能な状態だと、この画像のように①が表示されています。
iOS10は、かなり大きなサイズなので(1.7GBになっていますが、実際には1.1GBぐらい)、ダウンロードに時間がかかります。
この画面を下にスクロールします。
下の方に「ダウンロードとインストール」が表示されているので、ここをタップします。
「利用規約」が表示されます。目を通したら、「同意する」をタップします。
iOSとGame Centerの「利用条件」に同意するをタップします。
ダウンロードが開始されました。
意外とダウンロードははやく終わりました。(10分ぐらい)
ダウンロードが完了すると、このようにパスコートを入力するよう即してくるので、入力します。
Apple IDのパスワードを入力します。
パスワードを忘れてしまった。という人は、「パスワードをお忘れですか?」をタップしてください。
パスワードを設定した時に設定した秘密の質問や生年月日などに答えると、パスワード再設定が可能です。
2段階認証を設定していない人は、以下は飛ばしてOKです。
2段階認証を設定している人は、このような画面が表示されます。(2ファクタ認証の場合)
2ファクタ認証とは、複数のiPhoneやiPadを持っている場合、Apple IDでログインするときに、別のiPhoneなどに送られてくる6桁の確認コードを入力して、セキュリティを高める認証方式。
「許可する」をタップします。
「さあ、はじめよう」をタップしてください。
Wi-Fiがない場合で、パソコンは持っているのであれば、iTunesを使ってアップデートすることが出来ます。
詳しくは、PCを使ってもアップデートを参考にしてください。
Appleでは、「iOS 10は今までのiOSの歴史の中で最大のリリースです」と記載されていましたが、私の感想では、最も変化が少なかったアップデートと感じました。まあ、一部便利になった機能もありますが、以下、iOS10の新機能などを紹介します。
ホーム画面は全く変わっていません。iOS9と全く同じままです。
個人的に一番気に入っているiOS10の新機能です。今までアンドロイドなどの一部の機種では実現していましたが、いよいよiPhoneでも使えるようになりました。暗闇の中で特に威力を発揮します。
バッテリー消費が激しくなるんじゃないのか?と思われるかもしれませんが、アンドロイドでこの機能をオンの状態とオフの状態で比較したところ、ほぼバッテリー消費は変わらなかったです。
電源ボタンを押してスリープ状態に移行するときに鳴る音が変更になりました。また、ディスプレイキーボードを利用して入力するときに、音がするようになりました。アンドロイドでは以前から音がしていましたが、iPhoneでも音がするようになりました。
iPhoneの文字入力は、アンドロイドに比べて入力しやすいんですよね。音も、アンドロイドに比べてもっとさりげない感じなので、いいかもしれません。
ただし、キーボードの音は消せないっぽい。
他のサイトではほとんど触れられていませんでしたが、ロック解除方法がちょっと変わりました。
今までは指紋認証が早すぎて、ロック画面の通知が表示される前にホーム画面が表示されていましたが、通知などがある場合は、指紋認証後にもう一度ホームボタンを押さないとロックが解除されなくなりました。
今までどおり、指紋認証後にロック解除も出来ます。
今までどおり、指紋認証後にロック解除するには、 設定の「一般」にある「アクセシビリティ」を開き、「ホームボタン」をタップし、「指を当てて開く」をオンにしてください。
通知センターのデザインが大幅に変わりました。また、ロック画面中は、画面を左から右へスワイプすると通知センターが表示されるようになりました(今までは上から下にスワイプ)。
また、ロック画面中に右から左へスワイプすると、カメラが起動します(今までは右下のカメラのアイコンを上にスワイプ)。
不要な通知は、右から左へスワイプすると、消去したり表示させたりすることが出来ます。
メッセージが大幅にパワーアップ。
手書き文字のアニメーションや「鼓動」、「キスマーク」などを送ることが出来ます。
LINEのスタンプみたいな機能ですね。
ただし、相手もiPhoneでiOS10以上でないとダメですが・・・
iOSのアップデートにはトラブルがつきものです。
「アップデートを中断しました」とか、アップデート自体ができない場合は、サーバーが混んでいる可能性が大きいです。
この場合は、しばらく時間を開けてアップデートしてみてください。
まぁ、それほどすごいアップデートってことでもないので、ほとぼりが覚めた頃アップデートしてもいいと思います。
私のiPhone6をiOS10にアップデートしたところ、動作がもっさりになりました。初期化したりして色々対策をしてみたのですが、変わりませんでした。
なので、iPhone6以前の場合、iOS10にすると動きがもっさりするかもしれません。
私の場合は、指紋認証に時間がかかるようになりました。
iPhoneを手に持つとスリープが解除できる機能は、iPhone 6s以降の機種でないと使えないようです。
私は経験したことがありませんが、最も多いトラブルとしてアップデート中にiPhoneが再起動を繰り返すという症状。
この症状になったら、いったんアップデートを中止したほうがいいかも。
対策などがわかったら追加して記載していきます。
最終更新日 2016-09-14 04:55
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【 通りすがり 】 2016/11/23 19:40:20
はじめまして。先日iPhoneが故障(?)したので公式修理店に行った時に聞いた話なのですが、実はIOS10.1.1はバグがあったらしくアップルがこっそりと修正を最近したらしいです。(IOSバージョンはIOS10.1.1のまま)
【 管理人 】 2016/11/23 21:08:53
そうだったんですね。
私のiPhone7、バッテリーのヘリ概要に早い気がするし、LINEでの通信がものすごく遅いんですよね。。。
そのバグのせいかな。。。
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投稿日:2016-09-14 | | |