iPhoneの動画をパソコンに転送するには
最終更新日 2025-10-23 19:55:41
iPhoneで撮影・録画した動画をパソコンに転送/移行するのは、意外に厄介です。というのもケーブルをつないでエクスプローラーでコピーしようとしても、エラーが出てうまくいかないことが多いからです。
そこで今回は、簡単確実にiPhone内の動画をWindowsなどパソコンに転送する方法を紹介します。
目次
iPhoneの動画をパソコンに転送するには
iCloud経由で同期
Windows 11から標準で「iCloud写真」に対応するようになりました。
iPhoneで撮影した写真や動画をWindowsのエクスプローラーで表示させることが出来ます。
*注意
無料で使用できるiCloudのスペースは5GBのみになります。なので、あまり大量の動画を転送するには向きません。
また、Wi-Fiに接続する必要があります。
大量の動画を転送するには、ケーブルをつないでコピーに進んでください。
iCloud for Windowsをインストール
まずはパソコン側の操作です。
Windowsストアから「iCloud for Windows」をインストールしておきます。
インストールが完了すると、このようにiCloudのアイコンが表示されます。
アイコンをクリックすると、iCloudにサインインする画面が表示されます。
Appleアカウントのメールアドレスか電話番号とパスワードを入力し、右下の「サインイン」をクリックします。
iPhoneで許可をする
iPhoneの画面にこのような「Apple Accountサインインが要求されました」と表示されます。
ここで「許可する」をタップ。
Windowsでの操作
iPhoneに表示された確認コードを入力します。
「iCloud写真をMicrosoftフォトに同期」と表示されます。
ここは必ず「写真を同期」をクリックしてください。
エクスプローラーに「iCloud写真」という専用のフォルダが作成され、アクセスしやすくなります。
続いてiCloud Driveもエクスプローラーに表示するか決めます。
ここも「ファイルを同期」でいいでしょう。
iCloud for Windowsをインストールすると、iPhoneで記憶させたパスワードなどもWindowsで使えるようになります。
必要に応じて、「パスワードを同期」をクリックします。
WindowsのブックマークをiPhoneで使えるようにします。
ただし、拡張機能が必要になります。
私の場合は、Windowsのブックマークの量が多すぎるので、ここは「今はしない」を選択しました。
iPhoneのカレンダーと連絡先をWindowsにどう記するか決めます。
私はMicrosoft Outlookを持っていないので、ここも「今はしない」をクリックしました。
これで完了です。
「iCloud解析を共有」は、不具合などのときのデータ提出の協力をするかどうか。
私はチェックをしました。
「設定を完了」をクリックします。
iCloud for Windowsが起動します。
続いてエクスプローラーを立ち上げてみます。
エクスプローラーを立ち上げると、左側に「iCloud Drive」と「iCloud写真」が追加されていました。
このフォルダーは空です
iCloud写真を開いてみると、「このフォルダーは空です」と表示されているかもしれません。
同期には時間がかかるので、しばらく待ってみてください。
動画をコピーする
あとは転送された動画を選択し、パソコン内のフォルダーにドラッグしてコピーします。
注意して欲しいのは、「iCloud写真」の中の画像や動画を削除すると、ネット上の画像や動画も削除されます。
「iCloud写真」の中の画像や動画は、空くまでネット上に保存してある画像なので、パソコン内のべつのフォルダーにコピーしてから削除してください。
ケーブルをつないでコピー
動画が大量にある場合は、iPhoneとパソコンをケーブルでつないでコピーします。
ただしエラーが起こることが多いので、ソフトを使う方法も紹介します。
iTunesのインストール
WindowsなどのパソコンにiPhoneを認識させるには、あらかじめiTunesというソフトをインストールしておく必要があります。
すでにインストール済みの人は、に進んでください。
iTunesのダウンロードページに行き、iTunesをダウンロードおよびインストールします。
iPhoneとパソコンをケーブルでつなげる
iTunesのインストールが完了したら、iPhoneとパソコンをケーブルでつなぎます。
するとパソコン側にこのような警告が表示されるので、「続ける」をクリックします。
iPhone側でもこのような警告が表示されるので、「信頼」をタップします。
これで準備は完了です。
動画を転送する
エクスプローラーを立ち上げると、「PC」の下に「Apple iPhone」というアイコンがあると思います。
このアイコンをクリック。
なお、「Apple iPhone」が表示されない場合は、iTunesやエクスプローラーでiPhoneが認識されない場合の対処法を参考にしてください。
すると、「Internal Storage」というフォルダが表示されます。
このように「このフォルダーは空です」と表示される場合は、iPhoneに刺しているケーブルを何度か抜き差ししてください。
「DCIM」というフォルダがありました。
クリックして開きます。
動画だけ表示させるには
iPhoneで撮影した動画だけを表示させるには、検索欄に「mov」と入力してエンターキーを押します。
すると動画だけが表示されました。(時間がかかる場合があります)
パソコンにコピーする
エラーが出る
予期しないエラーのため、ファイルを移動できません
ところがこのやり方だと、「予期しないエラーのため、ファイルを移動できません」と表示されて一向に進みません。
送り側のファイルまたはディスクから読み取れません
場合によってはこのように「送り側のファイルまたはディスクから読み取れません」というエラーが出る場合があります。
デバイスに到達できません
デバイスに到達できませんというエラーの時もあります。
いずれにしろ、このようなエラーが表示されると、なにをしても転送できなくなります。
そこで以下のような専用のソフトを使用します。
ソフトを使う
iFunbox
今のところ無料で使いやすい「iFunbox」というソフトを紹介します。
iFunboxのサイトを開き、「iFunboxをダウンロード」をクリックします。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックして起動します。
ユーザーアカウント制御が表示されるので、『はい』をクリックします。
インストールしていきます。
「日本語」が選択されていることを確認し、「OK」をクリック。
「使用許諾契約書」が表示されるので、「同意する」をチェックし、「次へ」をクリック。
iFunboxが起動しました。
この状態でiPhoneとパソコンとをケーブルでつなぎます。
iPhone内の写真や動画がサムネイル表示されました。
便利なことに日付ごとにまとめられているっぽい。
するとパソコンに転送されました。
終了するまでしばらく待ちます。
最近は私はこの方法でiPhoneで撮影した動画をパソコンに転送しています。
やっぱり一番確実かなぁ。
MicroSDやUSBメモリに保存してからパソコンにコピーする
最後に紹介する方法は、MicroSDカードやUSBメモリにいったん保存してから、パソコンのSDカードリーダーなどに差し込んで動画をコピーする方法です。
Qubiiを使う
iPhoneでMicroSDカードを使う方法はいくつかあるのですが、自動で新しい写真や動画をMicroSDカードにバックアップし、なおかつ高速に転送してくれるQubiiがお勧めです。
256GBまで使用できます。
Qubii専用のアプリをインストールします。
Qubiiのいいところは、一度MicroSDカードに保存したものはスルーし、新しい写真や動画だけをバックアップしてくれるところです。
なお、Qubiiは写真や動画だけでなく、連絡先やiPhone内にある音楽ファイル、カレンダーなどのデータもバックアップすることが出来ます。
詳しいやり方は、iPhoneの写真をMicroSDカードへバックアップする方法を参考にしてください。
関連ページ
- iPhoneの画像をPCに転送するには
- iPhoneの写真をMicroSDカードへバックアップする方法
- パソコンの動画をiPhoneに転送・コピーするには
- iPhoneにある曲をパソコンに保存するには
- パソコンとiPhoneでファイルをワイヤレスで転送送信
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最終更新日 2025-10-23 19:55:41 / 投稿日:2017/08/15 02:13:04
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