iPhoneやスマートフォンは、アプリを使っていなくてもパケット通信をしている。と言われますが、実際に確認してみました。パケット通信をオフにする方法も紹介。
Last update 2016-06-09 05:53
iPhoneは、アプリを立ち上げていなくても自動でパケットを送信しているので、パケ放題は必須だよ。なんて言われますが、実際に確認してみました。
iPhoneにはパケット通信のデータ量や通話時間を記録する機能があり、簡単に確認する事が出来ます。
しかもWi-Fiではなく、携帯回線網を使ったパケットデータの量を記録してくれます。
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ドコモやau、SoftBankのiPhoneのパケット定額料金は契約するパケットプランによって変わってくるのですが、最も契約が多いのが、ドコモだと「データMパック(5GB)」や「データLパック(8GB)」だそうです。
でも、このプランだと月々の料金が
8,000~9,700円(税抜き)
にも膨れ上がってしまいます。
自宅にインターネットを引いているのであれば、「データSパック(2GB)」にすることで、
6,500円
に抑えることが出来ます。また、電話もあまりしないのであれば、「カケホーダイライトプラン(1,700円)」にすることで、「データMパック(5GB)」
7,000円
に抑えることが出来ます。
以下、モバイルデータ通信の通信量の確認方法と、モバイルデータ通信をオフにする方法、また、Wi-Fiでも勝手にモバイルデータ通信を使ってしまう、「Wi-Fiアシスト」をオフにする方法を紹介。
下にスクロールしていくと、「モバイルデータ通信の通信の使用状況」という項目があります。
ここが今まで使用したパケット通信の総量です。
私の場合は、151MBですね。
ここの値は、後述する方法でリセットすることが出来、リセットしたとこから再びカウントされます。
なお、その下の「現在までのローミング合計」は、海外旅行などをした時に、ドコモやau、SoftBank以外の外国のデータ通信をした場合のデータ通信の合計です。日本国内で使っている場合は、ほとんど気にしなくていいです。
そのしたにはアプリごとの今までのパケット通信の合計がランキングで表示されています。
データ通信が多いアプリほど上に来ています。
使用したデータ通信量も記載されています。
右のスイッチは、アプリごとに個別にデータ通信を出来るようにするか、のスイッチです。
ここをオフにすると、Wi-Fi以外では通信できなくなります。
YouTubeのように通信量が膨大になるアプリは、Wi-Fiでしか見たくない。
というのであれば、ここでYouTubeのスイッチをオフにしておくといいでしょう。
「App Store」をオフにすると、アプリのダウンロードにモバイルデータ通信が行われないので、Wi-Fiで使っている人はオフにしても構わないかもしれません。
ただし、屋外でApp Storeが見られなくなるので、必要に応じてオフにしてください。
一番下までスクロールすると、「統計情報のリセット」という項目があるので、リセット(0にする)したい場合は、ここをタップします。
確認画面が出るので、もう一度「統計情報のリセット」をタップします。
これで、先ほどの統計情報は0になったので、再び0からカウントされていきます。
1ヶ月にどれくらいデータ通信をしたか確認したい場合は、リセットしておくといいでしょう。
iPhoneではWi-Fiに接続している間は、強制的にWi-Fiを優先して通信するようになります。
なので、Wi-Fiにつながっている間は、モバイルデータ通信のパケット使用量が加算されることはありません。
自宅や会社などにWi-Fiがある人は、パケットプランを最安値にすることで、月々の料金を安くすることが出来るメリットが有ります。
現に私は、Wi-Fiが殆どで、1ヶ月に使用するパケット使用量が0.3GBとすごく少ないので、毎月の料金は基本料と合わせても、6,500円ぐらいで収まっています。
が、いくつか注意点があります。
「Wi-Fiアシスト」とは、Wi-Fiの電波が弱い時に自動的にモバイルデータ通信とダブルで通信する機能で、デフォルトでオンになっています。
この設定がオンになっていると、Wi-Fiの電波が弱くなると勝手にモバイルデータ通信をしてしまいます。
Wi-Fiの電波は、現在売られているWi-Fiルーターの最強の製品でも、せいぜい2階から1階までしか届かないので、一戸建てだと部屋によってはWi-Fiが途切れることがしばしばあります。
このような状況で使用していると、勝手にモバイルデータ通信をしてしまうので、オフにしておくことをおすすめします。
ただし、このような状況だとネットに接続できなくなる状況が頻発する可能性があるので、廊下などに中継器を設置しておくと解決します。
参照:Wi-Fiの電波が弱い!中継器を増設
SoftBankやauの携帯メールのように、 「メッセージ」を使ってメールを送受信するメールは、Wi-Fiを使用していても送受信にモバイルデータ通信を使います。
なので、Wi-Fiにつながっているのに勝手にモバイルデータ通信が行われるときは、メールを受信していないか確認してください。
もし、パケット定額プランに加入したくなかったり、MVNOの段階制のパケット定額プランに加入していて、モバイルデータ通信を絶対にしたくない場合は、オフにすることも出来ます。
お子さんがインターネットに接続して、勉強に支障がある。なんて場合も、この方法でネットに接続できなくすることで、余計なネット接続を防げます。
「モバイルデータ通信」のスイッチをオフ(灰色)にします。
これでWi-Fi以外ではネットに接続できなくなりました。
モバイルデータ通信をオフにしてもWi-Fiには接続できるので、もし、ネットに接続したい場合は、Wi-Fiをタップし、
Wi-Fiをオン(黄緑色)にしておきます。
逆にネットに絶対接続させたくない場合は、Wi-Fiもオフにしておけば、ネットに接続できなくなります。
モバイルデータ通信をオフにすると、Wi-Fiに繋がっていてもSoftBankとauの携帯メール( @softbank.ne.jp と @ezweb.ne.jp )のように、 「メッセージ」でメールを使用するタイプのメールは送受信できなくなります。
ドコモやauの設定で 「メール」で送受信するタイプのメールは、Wi-Fiでも送れるので使用できます。
ただし、SoftBankやauでも、相手がiPhoneであればiMessageが使用できるので、iMessageを使用すればメールを送ることが出来ます。
iMessageは、 で送受信するのですが、iMessageが使える場合、このように青い吹き出しになります。
詳しくは、iMessage 設定と使い方を参考にしてください。
電話やSMS(ショートメッセージ)はモバイルデータ通信をオフにしても使用することが出来ます。
最終更新日 2016-06-09 05:53
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