iCloud キーチェーンの詳細が消えた?

会員サイトのパスワードやクレジットカードの番号などを保存して、自動的に入力してくれるキーチェーンの設定にある詳細がなくなってしまいました。

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iCloud キーチェーンの詳細が消えた?

Last update 2019-11-06 12:09:58

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キーチェーンの詳細以前、設定 設定のiCloudの中にある「キーチェーン」を開くと、この画像のように「詳細」があったのですが、最近開いてみたところ「詳細」がなくなってしまいました。

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キーチェンの詳細が消えたこちらが最近の設定の中にある「キーチェーン」を開いたところです。

以前はあった「詳細」のボタンが消えています。

キーチェーンの詳細が消えた理由

キーチェーンの詳細が消えたのは、「Apple ID」に「2ファクタ認証」を設定している場合、「詳細」が表示されません。

2ファクタ認証とは

6桁のApple ID確認コード2ファクタ認証とは、パスワードだけではなくiPhoneに表示される6桁の数字を入力しないとサインインできない2段階認証のことです。

そもそもキーチェーンの詳細って?

「キーチェーン」はiPhoneで入力したIDやパスワードを保存して次回以降自動で入力してくれる超便利な機能です。このIDやパスワードはiCloudと呼ばれるネット上に暗号化されて保存されるのですが、新しくiPhoneを買い替えても、「キーチェーン」に保存したIDやパスワードを復元することができます。
その分、赤の他人に流出してしまう可能性があります。

そこで、新しいiPhoneにキーチェーンを復元するときに、

の2つが必要になります。
キーチェーンには、銀行のサイトや株、FXなどのサイトへのログインパスワードも保存されている可能性があるので、iCloudのパスワードだけでなくさらに2つのコードが必要なわけです。

詳細で出来ること

セキュリティコードを変更そこでiPhoneの設定 設定には、新しいiPhoneやiPadにキーチェーンを引き継ぐときに、「セキュリティコード」を使って引き継ぐか、を設定する事ができます。

また、「確認コード」が届くSMSの送り先の電話番号もここで変更できます。

2ファクタ認証では

iCloudのサインインに必要な2段階認証を「2ファクタ認証」にすると、よりiCloudへのログインが厳しくなり、キーチェーンを引き継ぐときにセキュリティーコードなどが不要になるんです。
2ファクタ認証では、iCloudのパスワードだけでなく、「顔(指紋)認証」と「顔(指紋)認証によって保護されたiPhoneによる認証」が必要になります。
また、iPhoneの中身のデータは暗号化されていて、FBIどころかAppleですらデータを解読することが出来ないと言われています。
そのため、強固なセキュリティーの2ファクタ認証を設定している人は、セキュリティーコードなどの認証が必要ないってことですね。

仮にiPhoneをどこかに落として誰かに拾われても、指紋認証を解除するのはほぼ不可能で、内部のデータも暗号化されているので、キーチェーンで保存したパスワードが流出するというのは、ほぼないと思ってもいいでしょう。(現にそういった事件は一度も起こっていません)

2ファクタ認証を設定している場合の引き継ぎ

2ファクタ認証を設定している場合、iPhoneでiCloudにサインインし、指紋認証を設定していれば、キーチェーンをオンにするだけで使うことが出来ます。
2ファクタ認証をオンにする方法や、使い方は、2ファクタ認証とは?2ステップ確認や2段階認証とどう違う?で詳しく解説しました。

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最終更新日 2019-11-06 12:09:58

 

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投稿日:2017-02-07 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理

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