iPhoneの電話帳(連絡帳)を同期する方法を紹介します。意外とiPhoneを水没させたり、無くしたりして登録したデータが無くなってしまう人が多いようなので、バックアップする方法を紹介します。
Last update 2016-12-08 01:04
iPhoneの電話帳(連絡帳)をWindowsのパソコンにバックアップする方法を紹介します。
なお、折りたたみ携帯からiPhoneに電話帳をコピーする方法は、iPhoneに電話帳を移行するに詳しく書きました。
以前、アドレス帳をバックアップ S!電話帳バックアップを紹介しましたが、これはソフトバンクのS!電話帳バックアップを使用する方法で、料金がかかってしまいます。
折りたたみの携帯をSoftBankのサーバー上に保存し、折りたたみ携帯からiPhoneやスマホに電話帳を移行する場合には使いやすいのですが、iPhoneでは無料で電話帳をネット上に同期してバックアップすることができます。
Sponsored Link
同期とは端末と端末のデータを全く同じにする技術のことです。
またインターネット上にデータを保存し、そのデータと端末のデータを常に同じにしたり、インターネット経由で端末と端末のデータを同期したりする技術を「クラウド」と呼んだりします。
iPhoneにもインターネット上にデータを保存する「iCloud」が無料で提供されていて、電話帳が自動的にネット上に保存(同期)されます。
電話帳を同期するにはこのiCloudを利用するのが一番簡単なのですが、他にもGmailの連絡先と同期したりすることもできます。
iCloudの電話帳の同期はデフォルトでオンになっていると思いますが、確認しておきましょう。
「設定」をタップし「iCloud」をタップします。
「連絡先」の項目がオンになっているか確認します。
オンになっていない場合はオンにしてください。
これで電話帳のデータをインターネット上に保存します。
パソコンのブラウザでiCloud.comにアクセスし、Apple IDとパスワードを入力してログインします。
Apple IDとパスワードは、アプリを購入するときに入力するID(IDはすでに入力されている)とパスワードです。
ログインしたら「コンタクト」をクリックします。
このようにインターネット上に保存され、パソコンからも確認・修正・追加できるようになりました。
もし、万が一iPhoneが壊れた場合でもデータはインターネット上に保存されているので、新しくiPhoneを購入したり修理でデータが消えてもiPhoneのiCloudにログインすれば自動的にデータがダウンロードされ、連絡先が元通りに戻ります。
さて、iPhoneの電話帳はiCloudだけではなく、Gmailの連絡先のデータと同期することもできます。
ただし、完全に同一にコピーされるのではなく、iPhoneの電話帳にGmailの連絡先が追加されるという感じ。
Gmailの連絡先のデータが追加・修正されるとリアルタイムにiPhoneのデータも追加・修正されます。
また、iPhoneの連絡帳のデータをGmailに取り込むには、Androidに電話帳を移行させるを参考にしてください。
Gmailの連絡先の表示させ方はブラウザからGmailにアクセスし、ページ左上のGmailと書かれた部分をクリックすると、「連絡先」へのリンクが表示されるのでクリックします。
Gmail(googleアカウント)と同期するには、「設定」の「メール/連絡先/カレンダー」をタップします。
「Exchange」をタップします。
同期できる連絡先はGmailだけでなくYahoo!(ただしアメリカのYahoo!)やHotmailなど色々あります。
Gmailログイン用のメールアドレスとパスワードを入力します。
「説明」の部分には「Gmail」などとわかりやすい単語を入力すればいいでしょう。
「サーバ」に「 m.google.com 」と入力。
「ユーザ名」はGmailのメールアドレスの「 @ 」より前の部分を入力します(@はいりません)。
右上の「終了」をタップします。
iPhoneにあるデータはそのままにするので「iPhoneに残す」をタップします。
iPhoneとGmailで同じ相手がいると重複されて表示されてしまうので、どちらか重複したデータを削除します。
もし、Gmailの連絡先を表示させたくない場合は、「連絡先」の左上の「グループ」をタップし、「Exchange」の「Contacts」のチェックを外します。
普通の携帯からiphoneに買い換えた場合の携帯電話からのデータの吸い出しと、iPhoneへのデータのコピーは、以下の方法を参考にしてください。
以下は以前行えたWindowsとの同期です。現在は使用できないようです。
iPhoneとパソコンを付属のUSBケーブルで接続し、iTunesを立ち上げます。
左側のデバイスという部分にiPhoneと表示されるので、クリック。
すると、画像のように「情報」というボタンが表示されるのでクリックします。
「連絡先を同期」にチェックを入れます。
また、同期先を「Windows Address book」にします。
Windows Address book以外にも、GmailやYahoo Address bookも選択できるんですけれど、Yahoo Address bookは、アメリカ版のYahooで日本版のYahoo!IDは使えないので注意が必要です。
左のような警告が出ます。
ここで情報を置き換えるを選択してしまうと、iPhone内に保存した連絡帳がWindows上の連絡先と置き換わってしまうので注意してください。
ここでは、「情報を結合」を選択します。
情報を結合を選択した場合、iPhoneにないデータやWindowsにはないデータは、それぞれコピーされ、重複したデータは統合されます。
同期がはじまります。
同期は、始めての同期は数分から十数分かかる場合があるので、完了するまでケーブルを抜かないでください。
iPhoneのデータとWindowsのデータに食い違いがあると、上のような警告が表示されます。
では、実際にiPhoneの方で新たに連絡先を追加して、同期したあとできちんとWindows側にも保存されているか実験してみます。
Windowsのアドレス帳は、スタートボタンのすべてのプログラムの中にある、アクセサリの中に入っています。
上の方法で、同期をしたあとにWindowsのアドレス帳を開いてみると・・・
きちんとパソコン上も表示されています。
最終更新日 2016-12-08 01:04
Sponsord Link
Copyright (c) iPhone入門 All Rights Reserved.
投稿日: | | |