iPhoneを子供用に制限させるには

子供が知らない間に携帯のゲームなどで課金してしまい、莫大な請求が来てしまったりと問題になっていますが、iPhoneは子供向けに機能を制限することができます。

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iPhoneを子供用に制限させるには

Last update 2019-06-25 15:21:58

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子供をもつ親と話していると、子供がスマホや携帯で勝手に課金してしまったり、大人向けのコンテンツを見たりしないかどうかが心配の種らしいです。
携帯など持たせなければいいのに。と思ってしまいますが、何かあった時を考えると最低限電話ぐらいは持っていてほしい。と願うのが親心らしいです。

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目次

キッズケータイ・見守りケータイで十分?

キッズケータイ「電話機能」「居場所(GPS)」を使いたいだけであれば、ドコモの「キッズケータイ」やSoftBankの「みまもりケータイ」がおすすめ。
家族間で無料通話ができるし、GPSで居場所も確認できる。さらにインターネットに接続できないので、余計な課金が発生しないというメリットが有ります。
私は高齢の両親にこのキッズケータイを持たせようかと思っています。基本料金も安いし、使い方も簡単。

iPhoneの機能を制限させるには

さて、以下はiPhoneを子供に使わせる場合に設定できる「機能制限」です。最新のiOSでは、「コンテンツとプライバシーの制限」という名前に変更になりました。
例えば成人向けのサイトを表示させない。とか、有料アプリや課金をさせたくない。とか、GPSをオフにさせたくない。とか。

コンテンツとプライバシーの制限をオンにする

設定のスクリーンタイムを開く設定 設定を開き、「スクリーンタイム」を開きます。
もし、「スクリーンタイム」が見つからない場合、そのiPhoneのiOSのバージョンが古い可能性があります。
その場合は、iOS11以前の場合に進んでください。

コンテンツとプライバシーの制限「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。

パスコードを入力iPhoneのパスコードを入力します。

コンテンツとプライバシーの制限をオンに「コンテンツとプライバシーの制限」をオン(黄緑色)にします。

iOS11以前の場合

一般をタップ設定 設定を開き、「一般」をタップします。

機能制限をタップ「機能制限」をタップします。

機能制限を設定をタップ「機能制限を設定」をタップします。

パスコードの設定パスコードを設定します。
このパスコードはiPhoneのロック解除のパスコードとは違います。
また4桁なので推測されないような数字でなおかつ、忘れないものにしてください。

もう一度パスコードを入力設定したパスコードをもう一度入力します。

有料アプリやアプリ内課金を制限する

課金できないようにするには以下の設定をオンにします。

iTunesおよびApp Storeでの購入「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップします。

App内課金をタップ「App内課金」をタップします。

App内課金の許可しないにチェック「許可しない」にチェックをします。

特定のサイトにだけしかアクセス出来ないようにする

Safariで見られなくなる機能制限では、子供にはふさわしくない成人サイトを表示させなくしたり、特定のサイトにしか標示させないような設定をすることも出来ます。
制限されたサイトを表示しようとすると、このような画面が標示されます。
「このWebサイトへのアクセスを許可」をタップすると、設定したパスコードを入力しないと見られません。

特定のサイトにしかアクセス出来ないようにするには以下の設定をします。

コンテンツ制限「コンテンツの許可」にある「Webサイト」をタップします。

Webコンテンツをタップ「Webコンテンツ」をタップします。

表示させるサイトを選択このうち最も厳しい制限は、②の「許可されたWebサイトのみ」です。

許可されたサイト許可されたサイトはこんな感じ。あらかじめ登録されています。
追加する場合は…

Webサイトを追加をタップ一番下の「Webサイトを追加」をタップし

URLとタイトルを入力サイトの名前を「タイトル」に、URLを「URL」に入れて追加することが出来ます。

加わった追加されました。

位置情報をオフにできないようにする

友達を探すiPhoneでは、「友だちを探す」というアプリを使って登録した相手の居場所をリアルタムに把握することが出来ます。
参照:友達を探すの使い方

iPhoneを探すまた、iPhoneをなくしてもパソコンや他のiPhoneから落とした場所などを検索することが出来ます。
参照:なくしたiPhoneを探す iCloud

最近、物騒な事件が多いですが、iPhoneを持たせていれば常にお子さんの居場所を把握したり、例えば学校から出たら知らせる。とか、自宅から出たら知らせる。ということも可能です。

このGPSやWi-Fiによる居場所の特定をオフに出来ないようにすることも出来ます。

位置情報サービス「プライバシー」の項目の「位置情報サービス」をタップします。
なお、「自分の位置情報を共有」が「友達を探す」で、居場所を共有する設定になります。

変更を許可しないにチェック①「変更を許可しない」にすると、GPSによる位置情報サービスをオフにできなくなります。
あらかじめ②の「位置情報サービス」をオンにしてから、①をチェックします。

アカウントの変更を防ぐ

アカウントをタップあとオンにしておきたい項目として、「アカウント」があります。
アカウントとは、アプリのダウンロードやiCloudに使う「Apple ID」のことで、これを変更されると、位置情報サービスなどがうまく働かない可能性があるので、ここも変更不可にしておきます。

アカウントの変更を許可しない「アカウント」をタップしたら、「変更を許可しない」にチェックを入れておきます。

機能制限をオンにすると?

パスコードを入力する機能制限をオンにしようとすると、制限がかかった項目を変更しようとすると、このようにパスコードを求められます。
これはスリープ解除用のパスコードと違い、機能制限設定時に設定したパスコードです。

6回間違えると1分後4桁のパスコードなので、何度もパスコードを入力していたらそのうち解除されてしまうのでは?と思うかもしれませんが、6回間違えると1分間入力を受け付けなくなります。

1分後、再び入力できるようになりますが、今度は1回間違えただけで5分間、入力を受け付けなくなります。
その後は、15分、1時間とパスコードの受付が出来ない時間が伸びていきます。
なので、よほどのことがない限りパスコードの解除は不可能でしょう。
ただし、誕生日とか電話番号の下4桁のような子供にも推測可能な番号にしている場合は、この限りではありません。

パスコードを忘れてしまった場合

パスコードを忘れてしまった場合は、iPhoneを初期化することで解決できるのですが、その場合、アプリのデータや写真、動画などすべて削除されてしまうので注意。
詳しいやり方は、iPhoneのパスコードを忘れた!パスコードのリセット方法を参考にしてください。

なお、初期化後、バックアップから復元すればデータも復元できますが、バックアップ時にパスコードを設定した場合は、パスコードも復元してしまうので注意。

まとめ

今回の設定は、小さなお子さんだけでなく、年老いた両親などに持たせておく場合でも利用できると思います。
最近では、格安SIMで1000円/月以下で維持することもできるので、いらなくなったiPhoneを子どもやご両親に持たせて、居場所を確認するなどの機能を利用すると、かなり便利に使えると思います。

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最終更新日 2019-06-25 15:21:58

 

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投稿日:2012-09-14 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理

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