ソフトバンク・au iPhoneの料金の比較

ソフトバンクとauから発売されるiPhone4S。月々の料金や端末代の料金はいくらになるのでしょう?

 
 

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ソフトバンク・au iPhoneの料金の比較

 

 

Last update 2011/10/07 17:44

 

ソフトバンクとauから発売されることになったiPhone4S。
実は、ソフトバンクとauでは、料金が違うことが判明しました。
以下、その違い。
※このページはiPhone4Sの料金についてですが、iPhone5が発売されたので、一部iPhone5の料金を載せています。

iPhone5

機種代
 iPhone5 ソフトバンク au
iPhone5 16GB 実質0
0円/月
実質 0
0円/月
iPhone5 32GB 実質 10,320
430円/月
実質 10,320
430円/月
iPhone5 64GB 実質 20,640
860円/月
実質 20,640
860円/月
基本料
 音声通話プラン ホワイトプラン
980円/月
LTEプラン
(誰でも割契約時)
980
円/月
インターネット接続
サービス
Y!ベーシックパック
315円
LTE NET
315円
パケット定額 パケット定額 for
4G LTE
5,460
LTEフラット
5,985円
1月31日までに申しこめば
最大2年間 5,460
月々の料金 6,755円~
※ユニバーサルサービス料除く
通話オプション
  • Wホワイト
    980
    国内通話料半額
  • 24時間通話定額オプション
    500
    SoftBankへの通話が24時間無料
  • au通話定額24
    500
    auへの通話が24時間無料
  • 通話ワイド24
    980
    国内通話料半額
テザリング テザリングオプション
525円(2012年末まで無料)
2013年1月15日より
テザリングオプション
525円(2012年末まで無料)
エクストラオプション
7GB超過後2,625円/2GB
パケット制限 なし
テザリング時7GB
7GB
キャンペーン MNPの場合 MNPの場合
【新】 iPhone かえトクキャンペーン
ホワイトプラン980円が2年間無料

5,775円~
女子割・男子割
最大24ヶ月980円引き
5,775円~
(2012年内の申し込み)
機種変の場合 スマートバリュー
iPhone家族無料キャンペーン
家族のホワイトプラン980円が
2年間無料

自宅のインターネット・電話を
auひかり
5,275円~
(最大2年 2012年内の申し込み)
ガラケーからの乗り換え スマートバリュー
女子割・男子割併用
iPhoneかいかえ割
ホワイトプラン1年無料
6,265円~
4,295円~
(最大2年 2012年内の申し込み)
4,820円~
(2013年以降の申し込み)

月々の基本料の違い

月々にかかる料金は、2012年いっぱいに申し込めばauもSoftBankも6,755円~と、全く違いなし。
ただし、auは2013年以降はパケット定額「LTEフラット」が5,985円になるので、7,280円~になります。

MNPの場合の違い

他社携帯からののりかえ(MNP)の場合、auもSoftBankも2年間980円が利用料金から割引され、月々になかる料金は5,775円~になります。
auの「女子割」とか「男子割」は、MNPによる割引のキャンペーンです(名前が紛らわしいけれど・・)。

機種変の場合

機種変の場合はSoftBankのみ、スマホからの機種変は家族のホワイトプラン(980円)が2年間無料。ガラケーからの機種変は、「iPhoneかいかえ割」が適用され1年間ホワイトプランが無料(6,265円~)。
機種変の割引はauは、ないっぽい。

スマートバリュー

そして最大の注目スべきキャンペーンは、auのスマートバリュー。
これは家のインターネット回線と固定電話をauひかりにすることで適用されるキャンペーンで、スマートバリューが適用されると、auのスマートフォンの利用料金から最大2年間1,480円が引かれます。
(2年経過後は980円引き。家族全員のスマホが対象)
この場合、月々の料金は5,275円~とSoftBankより安くなります。
しかもMNPによる「女子割・男子割」も併用可能で、この場合は4,295円~とダントツの安さになります。
2013年以降でも4,820円~が最大2年間続くので、ご自宅のインターネット回線・電話回線ごとauひかりに乗り換えるとかなり月々の料金を押さえることができます。

auとSoftBank どちらが安い?

2012年12月末までに申しこめば、どちらも基本料はほぼ変わりありませんが、テザリングが無料(2012年12月末までの申し込みで)のauの方がお得になります。
2013年1月以降は、パケット定額が525円値上げ、テザリング料金も525円かかるため両方で1050円実質的な値上げになってしまうので、2012年12月末までにiPhone5にするかどうかで、au、SoftBankどちらがいいか明暗がわかれてしまいます。

もし、自宅のインターネット回線と電話回線を auひかりに変更(もしくはすでに契約済み)の場合は、auが断然お得。
光回線はSoftBankは所有していないのと、DoCoMoはNTTのBフレッツとの同様な割引をすることができないため、自前で光回線網を所有しているauだけの特権と言えそうです。

期間に縛られたくない場合

auの方が有利に見えますが、SoftBankの有利な点は今回ホワイトプラン一本だった音声プランに、プラス3プランが追加されたこと。そしてその内の2つのプランは2年縛りがないこと。これがSoftBankのメリットらしいメリット。
基本料金は倍の1,960円になってしまいますが、2年未満で解約しても違約金が発生しません。(本体価格のローンは残ります)

よくかける相手がauかSoftBankか

音声通話が多い人は、よくかける相手がauかSoftBankで決めるといいでしょう。auもSoftBankも「LTEプラン」「ホワイトプラン」で同キャリア間の通話が1~21時のあいだで無料通話になります。
また携帯メールは24時間無料。
さらに!
auは「 au通話定額24(500円)」というau同士24時間無料という最強音声プランが登場。
SoftBankの「Wホワイト」に該当する「通話ワイド24(980円)」も登場し、音声通話が多い人はauの方がトータル的に有利になります。

まとめ

  • テザリングをしたい!
    • au
  • データ量の規制を気にせずインターネットをしたい!
    • SoftBank
  • 2013年1月以降にiPhone5にする
    • SoftBank
  • 自宅がauひかりだ(もしくはこれから変更する)
    • au
  • よくかける相手がSoftBankだ
    • SoftBank
  • よくかける相手がauだ
    • au
  • 他社に乗り換えても構わない
    • au・SoftBank

iPhone4S版

続いて、現在も発売されているiPhone4Sの料金です。iPhone4Sは、LTEやテザリングができないものの、SoftBankのiPhone4S用のパケットプランが4,410円と激安なので、iPhoneを使いたいけれど安く抑えたい。という場合は、iPhone4Sを選択する方法もあります。

  ソフトバンク au
パケット定額 4,410円/月 5,460円
サービス期間 4,980円/月 注1
iPhone4S 16GB 実質0円
0円/月
実質 0円
0円/月
iPhone4S 32GB 実質 11,520円
480円/月
実質 10,320円
iPhone4S 64GB 実質 21,120円
880円/月
実質 20,640円
  ホワイトプラン プランZシンプル
基本料金(上記のプランの場合) 980円/月 980円/月

(注1)
10月14日~2012年1月31日の申し込み分については、「iPhone 4S」ユーザーのパケット通信料がお得になる「ISフラットiPhone スタートキャンペーン」を実施。これにより、通常5,460円(税込み)のスマートフォン向け「ISフラット」の定額料が、最大24か月間4,980円(同)となる。

パケット定額は、ソフトバンクがiPhone4と同じ、4,410円で、ドコモ・au・ソフトバンクで最も安い料金になりました。
auとの差額は、570円/月になりました。
2年間支払い続けた場合、13,680円の差が出てくるので、けっこう大きな違いですね。
ただし、auの4,980円はサービス期間(2011年10月14日~2012年1月31日)に申し込んだ人のみで、それ以外は他のアンドロイドのパケット放題プラント同じ5,460円。
つまり、1000円程の料金の差になってしまうということになります。

それに対して(なぜか)端末代金も違いが出て、32GBではauの方が1,200円安く、64GBではauの方が480円安くなります。
ただし、auもソフトバンクも2年契約が前提になります。

端末代とパケット放題の差額は、ソフトバンクのiPhone4Sの方が圧倒的に安くなることが判明しました。
ただし、もし電話やメールはあまりしない(使うとしてもSkypeや050Plusなどを使うなど)場合、auはプラン F(IS)シンプルを選択すると、月々の基本料は780円まで下がり、ソフトバンクとの月々の差額は370円まで縮まります。(それでもソフトバンクの方が安いけれど・・・)
サービス期間が終了した場合、800円程の差に。

プラン F(IS)シンプルは、家族割に加入した場合は家族間通話は24時間無料になりますが、ソフトバンクのホワイトプランも、無料でホワイトコール24という家族間通話が24時間無料になるオプションも用意してあるので、月々の料金はソフトバンクの方が安くなります

月々のかかる料金

月々かかる料金を比較すると、以下のようになります。

 
ソフトバンク
au
iPhone4S 16GB
5705円 キャンペーン時
6275円
キャンペーン終了時
6755円
iPhone4S 32GB
6185円 キャンペーン時
6705円
キャンペーン終了時
7185円
iPhone4S 64GB
6585円 キャンペーン時
7135円
キャンペーン終了時
7615円
料金内訳
ソフトバンク
機種代(0~880円)

基本料(ホワイトプラン980円)

プロバイダー代(315円)

パケ放題(4410円)
5705~6585円
au
機種代(0~860円)

基本料(プランZシンプル980円)

プロバイダー代(315円)

パケ放題(4410円/5460円)
6275~7135円/6755~7615円

au 基本プランの違い

次に基本プランの違いです。
auは、プラン F(IS)シンプルという通話をあまりしない人向けのプランが用意されています。

キャリア au ソフトバンク
プラン名 LTEプラン プラン F(IS)シンプル ホワイトプラン
基本料 980円/月 780円/月 980円/月
通話料 au 携帯電話宛の通話 家族間
家族割適用時
ソフトバンク
携帯電話宛の通話
午前 1 時~午後 9 時:無料 無料 午前 1 時~午後 9 時:無料
上記以外 上記以外 上記以外
通話:21 円/30秒 通話:21 円/30秒 通話:21 円/30秒
SMS
送信料
(メールのこと)
au 携帯電話宛 3.15 円/通 ソフトバンク 携帯電話宛
及び 受信
無料 無料
上記以外 上記以外
3.15 円/通 3.15 円/通

電話はしないけれど、メールはする。なんて場合、ホワイトプランの場合、受信は他社携帯からのものでも無料なので、ソフトバンクのホワイトプランの方が安くなることになります。
iPhoneでは、iOS5より料金がかからないiMessageというiPhone同士だけのメール機能が加わるので、友人にiPhoneが多い人はプラン F(IS)シンプルでもいいかもしれませんね。

ホワイトプラン補足

ホワイトプランは、以下のようなオプションも選択できます。

併用可能サービスサービス名 料金 概要
Wホワイト 980円/月 他社・21~1時間のソフトバンクへの通話が
10.5円/30秒
ホワイト家族24 無料 家族への通話が無料
ホワイトコール24 無料 BBフォンといったIP電話への通話が無料

ホワイトプランには、Wホワイトという他社携帯宛や固定電話宛、それからソフトバンク同士の21痔から1時までの通話が半額になるオプションが用意されています(980円/月がかかりますが)。
通話を頻繁にするって人は、やはりソフトバンクの方が安くなる可能性があります。

また、BBフォンといったIP電話を使っている固定電話宛への通話が24時間無料になるホワイトコール24というオプションも用意されているため、会社の電話がIP電話の場合もホワイトプランの方が安くなる可能性があります。

ソフトバンクとauのiPhone4Sの違い

auが得な点
  • ドコモ・ソフトバンクからのりかえ(MNP)すると、キャンペーン期間中は、1万円キャッシュバック
  • 3台まで24時間通話料が無料になる指定通話定額(390円)のオプションが用意されている
  • スマートフォンユーザーがまだ少ないので回線が空いている可能性がある
  • 新800MHzに対応(周波数が低い程障害物に強い)
  • 2012年4月より、EVDO Advancedが導入(回線が混んでいてもスピードが落ちにくい・・・らしい)
auが不利な点

いずれ修正・適用されると思われるもの

  • MMS(@ezweb.ne.jp)が、メッセージアプリ(吹き出し風に表示されるメールアプリ)でつかえない!(いずれ対応になると思います)
  • ezweb.ne.jpは、メールアプリで対応のため、15分間隔でサーバーに確認するため、リアルタイム受信が出来ない(SMSメールでいい。という人には関係ありませんが、長文や件名、ファイルの添付が出来ない)
  • 現時点(2011年10月)では、iMessage、Facetimeに対応していない(近日中に対応するらしい)
  • メールで使える絵文字が少ない
  • 無料の公衆無線LANを使用できる場所がまだ少ない(au:約1万3000カ所。softbank:約10万)

今後も変わらないかも?

  • 回線速度の最大速度がソフトバンク(最大14.4Mbps)に比べ4分の1程(最大3.1Mbps。あくまで理論上なので、実際はそれほど影響がないらしい)
  • 音声通話と3Gデータ通信の同時利用が出来ない(通話中にアプリやブラウザを使ってインターネットを利用出来ない。また、インターネット利用中に着信があると、切断。ただし、Wi-Fiであれば関係ない)
  • パケット料金が高い
ソフトバンクが得な点
  • 日本のiPhoneで使える機能はすべて利用可
  • MMSがメッセージアプリで使える
  • i.sofntbank.jpのメールアドレスももらえる(現時点で携帯フィルターに引っかからない。メールアプリで使用。ただし、メールがサーバーに届いた時点で通知される仕様)
  • パケット代が安い
  • 通話料が半分になるダブルホワイト(980円)が用意されている(スカイプや050Plusアプリを使えばもっと安くかけれますが・・・)
ソフトバンクが不利な点
  • 回線が2.1GMHzのため、障害物に弱い(理論上ですが)
  • スマートフォンユーザーが多いため、回線がいっぱいいっぱいの可能性がある
  • 他社からの乗り換えキャンペーンがない(ただ、パケット代が安いので2年間のトータルは断然安くなる。特にドコモに比べて)
  • スマートフォンは、実質iPhoneかシャープのアンドロイド頼り

まとめ

auからもiPhone4Sが発売されることになりましたが、auのiPhoneは、アンドロイド携帯と同じ的な感覚で発売されるみたいです。
気になる料金でしたが、やはりソフトバンクとまったく同じにすることには無理があったみたいで、差がついてきましたね。
この料金で、Appleが要求するハードルをクリアできるのかは・・・・?ですが、クリアできないとなってくるとiPhone5の発売にも影響してくるかもしれませんね。

これ以外にも、ソフトバンクのiPhone4Sは、インターネット使用時の下り速度が最大14.4Mbpsなのに対して、auは3.1Mbpsと3倍の差(理論値ですが)に。
auは、繋がりやすさでソフトバンクを上回るよ!なんて意見もありますが、ソフトバンクで繋がらなくて困ったことがない私としては、通信速度が早いほうが圧倒的に魅力なので、どうなんだろう?ってのが正直なところ。
というか、私の友人・知人の95%近くがソフトバンク携帯を持っているので、通話時間がめちゃめちゃ多い私としては、ソフトバンク以外に行くと困るという・・・。
なんかホワイトプランにしてから、通話にお金がかかるってものすごく損した感を感じてしまうようになったんすよね~。

正直、iPhone、iPhoneとか、auに乗り換える人が続出するのでは?って騒がれていますが、ソフトバンクを持っている人って料金の面で魅力を感じている人が多いと思うので、auの人はauのiPhone。ソフトバンクの人はソフトバンクのiPhoneを購入すればいいんじゃないでしょうか。
あと、Androidでも全然OKだと思うんですけれどね。
自分的には次はAndroidでもいいかな。なんて思ってるし。(パケット代が同じならば。ですけれどね。やっぱiPhoneを選択した1番の理由は料金面ですね)

個人的にはドコモがどう動くか。が、一番関心があります。
でも、auとソフトバンクのiPhone争奪戦で両者が共倒れにならないか・・・も、気になります。

iPad2も安く!!

ソフトバンクでは、iPhoneを購入するとiPad 2の3G版を月額0円~4980円で利用できる「ゼロから定額プラン」を用意してくるみたいです。
そういえばiPadは、auからは発売されていないんですよね。
あ、イーモバイルからは発売されています。

iPhone3G/3GSユーザーにも!

iPhone 3G/3GSユーザーで分割支払金が残っているユーザー向けに、4/4Sへの機種変更する場合に残金を実質免除(毎月の基本使用料、通信料などから残金分を割り引き)するキャンペーンも実施されるみたいです。
これらのサービスは、2011年11月30日までなので、該当する方はお早めに。

ソフトバンクのiPhoneについての詳細はこちらを。

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