無線LAN 接続方法 Wi-Fi

無線LAN(Wi-Fi)を自宅で実現するためのルーターの設定方法を紹介します。今回はYahoo!BBを例に、Bフレッツやフレッツ ネクストに接続する方法。

無線LAN 接続方法 Wi-Fi

 

Last update 2015-06-19 05:52

 

iPhoneは、SoftBankやauのモバイル通信を使用出来るので、どこでもインターネットができますが、iPod touchやiPadのWi-Fiモデルは、Wi-Fiがないとインターネットに接続できません。
そこで今回は、無線LANルータを使ったインターネットへの接続方法を紹介します。
すでにパソコンでインターネットを利用している場合でも、新たに無線LANルーターという機械を購入し、今あるルーターと交換すればすぐにでもWi-Fiを使うことができます。
無線LANルーターは、最も売れていて評判が高いバッファローの無線LANの親機を使用します。
バッファローの無線LAN親機ならなんでもいいんですけれど、だいたい4000~5000円程度のモデルがおすすめ。
以前1万円以上もするルーターを使っていましたが、最近は安くても性能がいいので、5000円以下ので十分です。

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用語説明

ルーターの設定方法を紹介する前に、色々な専門用語を紹介しておきます。

モデム

モデムモデムは電話回線や光ファイバーから送られてきたパケットをパソコンが理解できるようなデータに変換してくれる機械のことで、写真のような小さな箱のようなものです。
インターネットを使用するときに、NTTやプロバイダーから送られてくるとおもいますが、このあとに紹介するルーターとそっくりなので間違わないようにしてください。
最近はルーターとモデムが一体化したタイプもあります。

エアコンのダクト穴から通した光ファイバーBフレッツを使用する場合、光ファイバーのコードがこのようにエアコンのダクトからひきこまれているかと懐います(新築の場合は、壁に埋め込まれている)。

このコードをたどっていくと・・・

モデムは裏がシンプルモデムの裏側に繋がっていると思います。
水色のLANケーブルがルーターへとつながっています。
ルーターとモデムの違いですが、モデムはこのように後ろ側にあるLANケーブルを刺す穴が1つしかありません。

ルーター

ルーターこちらがルーター。
黒か先ほどのモデムのようにグレーやクリーム色です。
モデムと違い、裏側のLANケーブルを差し込む穴がいくつもあると思います。
そのうちの1つにモデムから伸ばしたLANケーブルを繋ぎます。

なお、ルーターもモデムもどちらもパケットのやり取りがあると、LEDがチカチカ点滅します。
無線LANでもてっぺんに角のようなアンテナがあるものは、無線LANが使用可能なルーターです。

Wi-Fi

Wi-Fiとは、無線LANのことです。
ワイヤレスの通信規格は色々ありますが(Bluetoothとか赤外線通信とか)、Wi-Fiという規格が採用されているため、無線LANイコールWi-Fiと思ってもらって構いません。
無線LANとは、LANケーブルを使用せずにルーターに接続する規格のことです。
有線LANと違い、電波を受信してしまえばだれでもつなげてしまうので、一般的には接続時にパスワードが必要になります。

インターネットに接続する

では、無線LANルーターを用意したら、実際にインターネットに接続してみましょう。
ただし、いきなり無線LANを使うことが出来ないので、まずはLANケーブルでルーターとパソコンとを接続します。

PPPoE接続設定

192.168.11.100を入力ブラウザを立ち上げ、URL入力欄に「192.168.11.100/と入力します。
バッファローのルーターのアドレスは、一般的にこの「192.168.11.100」なんですけれど、メーカーが違うとこのアドレスが違う可能性があるので、もし、違うメーカーのルーターを使う場合は、説明書でルーターのIPアドレスを調べておいてください。

rootを入力このようにユーザー名とパスワードを要求してくるので、「ユーザー名」のところに「root」と入力して「ログイン」ボタンをクリックします。
パスワードは空白で構いません。

インターネット接続を行うをクリックするとルーターの設定画面にアクセスできます。
画面左上の「インターネット接続を行う」をクリックします。

しばらく待つ回線を調べる画面になります。
しばらくこのまま待ちます。

PPPoE接続を行うをクリックBフレッツやフレッツ光、ADSLの場合は「PPPoE接続」という方法で接続します。
「PPPoE接続を行う」をクリックします。

しばらくすると接続が完了する自動で接続が完了するまで待ちます。
この画面が表示されれば、インターネットへの接続は完了です。
Yahoo!のページにアクセスが出来れば、成功です。

もし、このあとiPhoneやスマホ、DSなどをWi-Fiで接続したい場合は、Wi-Fiとは iPhoneの設定編へ進んでください。

違うプロバイダーからYahoo!BBに変更した場合

私のように別のプロバイダーからYahoo!BBに変更した場合や、上の方法ではうまく接続できなかった場合は、以下の手順で接続します。

Yahoo!BBから届いた書類まずは、Yahoo!BBから送られてきた封筒に入っている「Yahoo!BBご利用開始のご案内」の紙を用意します。
この用紙には接続用のIDやパスワードが記載されているので、絶対に無くさないようにしてください(特に引越しなどをする場合)。
もし可能であれば、コピーして別々の場所に保存しておくとか、デジカメで撮影しておくなどしておくといいかもしれません。

接続用のIDなどが書かれている
用紙には

  • ① カスタマーID
  • ④ Yahoo!BBメールアドレス
  • ② Yahoo!JAPAN ID
  • ⑤ 初期パスワード
  • ③ 認証ID(ユーザー名)
  • ⑥ 認証パスワード

インターネットに接続する場合に必要になるのが③ 認証IDと⑥ 認証パスワードです。

Internet LANをクリックルーターの設定画面で、上の「Internet/LAN」という部分をクリックします。

PPPoEをクリック「PPPoE」をクリックします。

接続先の編集をクリック「PPPoE接続先リスト」の「接続先の編集」というボタンをクリックします。

接続先ユーザー名やパスワードを入力「接続先名称」は、わかり易い名前ならなんでもOK。
ここでは「Yahoo!BB」にしておきました。
続いて「接続先ユーザー名」は、先ほどの③ 認証IDに記載されていた値を入力します。
その下の「接続先パスワード」の2箇所は、⑥ 認証パスワードの値を2回入力します。
「サービス名」は空白のままでもいいし「PPPoE」と入力しておけばOK。

待機時間を0にもし、インターネットにずっと接続させておきたい場合は、「自動切断」の「待機時間」を0にしておきます。

最後に、下の「新規追加」をクリックします。

デフォルトの接続先とIP Unnumberd使用時の接続先続いて表示された画面の「デフォルトの接続先」と「IP Unnumberd使用時の接続先」を先ほど入力した「接続先名称」にして、「設定」ボタンをクリックします。

これで(一応)、インターネットに接続することができたと思います。

通信中と表示されていればOKルーターの設定画面のトップに戻り、このように「通信中」と表示されていれば接続が完了しました。

あとは、iPhoneやiPadをWi-Fiに接続する設定に進みます。

確認

IPアドレスとホスト名をチェックもし、プロバイダーを変更した場合、以前のプロバイダーに接続したままになっているか確認したい場合は、私がプログラムしたIPアドレス・ホスト名チェックのページへアクセスしてください。
ホスト名が表示されるはずなので、ここで以前のプロバイダー経由なのか判断がつくと思います。
なお、Yahoo!BBだとホスト名は、softbank0000.bbtec.netとなるようです。

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最終更新日 2015-06-19 05:52

 

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